けんたなです
新たな釣り魚のストック場所を確保すべく、ここ最近は凍結してあるカレイの在庫を少しずつ取り出しては加工にいそしんでいます。
煮付け一夜干し等は定番ですが、私が良くやるのが「五枚おろし」
フライや唐揚げ天ぷらにして、骨を気にせずバクバク食べられるので消費が進みます。もちろん皮を引いて刺身にしたりも出来ます。
問題は「5枚おろし」の難易度が3枚おろしに比べて高いことでしょうか。
具体的にどこに苦戦しやすいかというと、私の場合はこの赤線部分の処理。
背骨側から包丁を入れ、縁側のフチから抜きますが、この赤線部分の皮が断ち切れずにグダグダになってしまうことが多いです。
切れ味抜群の包丁と確かな技術があれば包丁の刃先が自然と赤線あたりから出て、皮もスパッと切れて柵がとれるのですがこれはもうプロの技。
失敗を少なくする一般的な方法は、「赤線の部分に先に切れ目を入れておく」というものになります。
しかし、先に切れ目を入れる場合でも「それなりに切れる包丁」でなければ難しく、また、両側を裏表ともに切るとなると合計4箇所も包丁を入れなければなりません。
メチャクチャ面倒臭いです。
ですが私、今回、ふとしたヒラメキで画期的な方法を思いつきました。
もはや「五枚おろしの革命」とも言うべき方法。それは・・・
最初の切れ目はハサミで入れる というもの。
シャコの身をとるときに尾っぽの両端をハサミで切りますが、同じ発想です。
キッチンばさみでこんな風にジョキジョキと切っていくと・・・
包丁を使わずにヒレの根元の皮を切ったのと同じ状態をつくれます。
ここから普通に5枚おろしを始めれば良いわけです(^▽^)
簡単でしょ?
しかも、
一回で裏表両方の皮が切れるから手数は半分!
これで切れる包丁が無くても5枚おろしが出来ます(但しハサミは切れるのを用意してください..笑)
いちおう解説用の動画を作成してみました。無料の編集ソフトを使ったので社名のロゴの透かしが邪魔ですが、よろしければご覧下さい。
また、魚は抱卵マガレイですが、凍結保存してあったものを解凍したため身が緩んでしまいやや汚らしく見えてしまう点もご了承下さい。
ちなみに私の包丁が凄く切れるように見えるかもしれませんが、ホームセンターで買った2000円くらいのステンレス包丁です。
切れない包丁でどうしても切れない部分って実は「皮」くらいだと思います。骨と身を分ける作業に関しては、「骨と身が膜でつながっていて、その膜を剥がしていくイメージ」で包丁を使えば案外楽に出来ると思います。
動画見たらやってみたくなりませんでしたか?
私もこの方法を思いついた瞬間、やってみたくて仕方がありませんでした。
この方法で5枚おろししまくっちゃってくださいね...笑
ではでは
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