けんたなです
今年に入ってからkudopapaさんの誘いでたびたび行くようになったカヤック釣行
これまでは太平洋側でベタナギの天候を選んで3度ほど連れていってもらいましたが、今回は積丹方面に行ってみませんか?とのお誘い(^o^)。
積丹方面は凪の日が少なく、釣り場選定も難しいのでkudopapaさんも単独でいくことは無いようですが、今回は積丹方面に詳しいエキスパート「Mカトーさん」が同行してくれるのでどうでしょう?とのこと。
Mカトーさんは、ブログやyoutubeもやられている方で、私もカヤックフイッシングに行くようになってから購読していますが、率直な感想として「一般人のレベルを超えた方」という印象でしょうか。
カヤックで真冬の海にタラ釣りに行くだけで驚きですが、モノ作りのクオリティーがとにかく凄い・・・。自作ジグはおろか、カヤックのペラやラダー、スプリングやバネまで自分で作ってしまうという、まさに職人・・・(゚Д゚)
一見無謀に見える釣行も、ブログを読み進めていきますと、そのバックで考えていることや取り組まれていることのレベルが違うからこそ成立していることがわかります。
「マネしたくても出来ない」レベル
「良い子はマネしないで」っていうレベルですね笑
持ち上げているのかディスっているのかわからないような感じになりましたが、とにかく凄い人です(^_^;
さて、また前置きが長くなりました笑
今回の釣り場は西積丹の珊内。
ここまで来る途中、とにかく凪の状況を気にしていました。
私の場合、カヤックの釣りではいつも「釣れるかどうか?」より「酔わずに帰れるかどうか?」のほうを心配しています(^_^;
岩内方面から北上して来る途中はほぼベタナギで一安心。珊内に近づきやや波が出てきましたが、なんとか行けそうな雰囲気。
今回は酔い止め「アネロン」も服用し、万全の体制で臨みますw
4:00 Mカトーさんと合流。漁港脇のゴロタ場からエントリー。
kudopapaさん:海の状況どうですか?
Mカトーさん:普段の珊内からすれば・・・まぁ穏やかだよね~とやんわり。(口数少なめな方です)
沖合の漁場を目指します。
最初は別々に漕いでいましたが、目標とするポイントに到達するのに時間がかかりすぎるので、Mカトーさんが紐でつなぎ引っ張ってくれました。
ペダル式に改造したカヤックの推進力はちょっとしたエンジン並み(゚Д゚)
しかし、動かすのは人間ですので・・・かなり負荷がかかったのではと想像します...汗
Mカトーさんが魚探を見ながら目標地点に到着。
「この辺からあの辺まで釣れるから」とレクチャーを受け、船を離して釣り開始。
水深は40mくらいあり、今時期だとソイ・アブラコも釣れるが最近はブリがメインターゲットとのことです。
タックルは60gのジグを使います(タックル一式もMカトーさんからお借りしました)
ジグは苦手ですが、新しい釣りにワクワクの1投目。
さすがに水深40m、ラインがどんどん出ていきます。
30ちょっとカウントし、着底したみたいだな・・・と一シャクリ入れた途端アタリが!
30cmくらいのムシガレイでした(写真なし)。
大きくは無いですが開始一投目、私のショボいジギングテクニックでこんなに簡単に魚が釣れるとは・・・
今日は爆釣か?と期待度はマックスに。
開始10分、今度はkudopapaさんにヒット。
私のと違ってかなり重量感がありそうな竿のしなりです。
けんたな:もしかしてブリですか?
kudopapa:いや~結構大きい感じはしますけど違うんじゃないですかね~
kudopapa:あれ?でも、ギッ、ギギッ、ギギギギギギ~~~~(゚д゚)!!!
ロッドがカヤックの下まで刺さりこみます。
けんたなさん、これ青物ですわ~、はじめて体験する強烈な引きに思わずアアーンと悲鳴を上げるkudopapaさん、笑えました。
カヤックの前から後ろを振り向く動作はたいへん困難ですが、ぜひこの状況を記録したいと思い、頑張ってファイト動画も撮影(再生時間36秒)。
まあ、コントですよね~笑
ランディングしたのはブリ(ワラサ)でしたが、これだけ楽しんでくれる人に釣られ、魚も幸せだったのではないでしょうか笑。
「この一尾でもう帰っても良い気分です~」と言っていたkudopapaさん、その後更にワラサをもう一尾を追加。
ホッケやニシンをジグでバタバタと釣り上げるkudopapaさんのテクニックは、そのまんまブリにも通用するみたいです。さすがはジグの帝王・・・恐るべし。
私のほうは一発目のアタリが嘘のように振れども振れどもアタリ無し。Mカトーさんも今日はブリが出なかったようで、kudopapaさんが一人勝ちです。
それにしてもさすがの珊内沖、波は結構なもので・・・時々Mカトーさんが波間に隠れ見えなくなります。体感的には波高1.5mくらいでしょうか。
うまいこと薬で抑えられていますが普段なら確実に逝ってるレベルです...汗
私を心配してか、kudopapaさんが
大丈夫ですか?酔ってませんか?
と頻繁に問いかけてきます・・・
ですが、ぶっちゃけ確認されすぎると
そこに意識がいってしまい逆に酔いを誘発する
ということが往々にして起こりがち。
「桟橋に足をかけた時点で酔っていた」みたいな笑い話を良く聞きますが、実際船酔いする人の心理はそういう感じなのです。
事情を説明して
気持ち悪くなったら自己申告しますのでもう聞かないでください!
とお願いしました...笑
後から聞きましたが、実はkudopapaさん自身も一瞬ヤバかったとのことでした...笑
8:00、結構波もあり反応も薄めだったので、船酔い大丈夫~?と、Mカトーさんが気を遣って近づいてきてくれました。
ブリは居なくなるけどソイとか根モノの期待があるポイントまで移動することに。
しかしながら、本日はここも厳しかったようで私にはアタリすら無し。
そんななかでもkudopapaさんはタコ(魚体確認後オートリリース)、サイズは小さいもののシマゾイ、アブラコなど3~4尾掛け、Mカトーさんもここに来てデッカいソイやアブラコを釣り、アタリも結構あるみたいでしたので、
私にだけ反応が無いのは、間違い無くジグの操作技術の差だと思います
技術不足を真摯に受け止め、今後も精進しないとですね。
9:50 無事上陸
酔わずに帰って来れた~(*^_^*)
Mカトーさんに取り付けて頂いた、アウトリガー(カヤックが左右に倒れないようにつける補助輪みたいなもの)も大活躍、終始安心して釣りを楽しむことが出来ました。
本日の釣果(全員)
私の釣果は最初のムシガレイ1枚のみ。かろうじでボウズは逃れました笑
ブリ1本とアブラコを頂きまして、お持ち帰り重量だけは一等賞...笑
色々と貴重な体験をさせて頂いて酔わずに帰れただけで大満足!
kudopapaさん、Mカトーさん、ありがとうございました。
帰って魚を捌き、ブログでも書こうかと思っていたのですが、荒波のなか普段の何倍もの距離を移動しジグを降り続ける釣りはかなりハードで、全身がグダグダに・・・
私はゆっくり休んで翌日の今、ブログ書いておりますが・・・
kudopapaさんは平常勤務なはず。私より大先輩ですし間違い無くグダグダになっていることでしょう・・・職場でキチンと働けているのか心配です...笑
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