けんたなです
何日ぶりかで沿岸水温情報をチェックしました
そろそろ下がったりしてるかな~
7月28日現在・・・25.5℃ (゚д゚)!
誰が見ても異常!と感じるグラフ形状。水温上昇が止まりません...汗
いったいこの異常な水温はいつになったら落ち着くのか?
素人なりに分析してみたいと思います...汗。
いちおう公的なデータ(札幌管区気象台)を活用しての分析になりますが、データの年数も少なすぎますし、感覚的な分析ですので、話し半分でお願いします。笑
私がグラフを見て気づいたのは年によって水温の推移は当然異なりますが、にもかかわらず隔年の水温が重なる時期が何カ所かみられているということ。
このグラフで言えば、2月上旬、4月下旬、5月下旬、7月下旬、8月下旬、9月下旬、12月下旬頃がそれにあたり、各年の水温が重なっています。
これも感覚的に・・・ですが、この水温が重なるポイントが春の海、夏の海、秋の海、冬の海へと変化していく「リセット点」になっているように感じます。
一度水温をリセットして、そこから先はまたその年の状況に応じて変化していくみたいなイメージですね。
それでいくと本来なら7月下旬もリセットされているハズなのですが、今年は既にそこが大きく崩されました💧(だからこそ異常だと感じるのですが)。
しかし、お天気の神様は、今後どこかのリセット点でこの異常に上がった分の帳尻をあわせてくる・・・と思うんですよね💧
で、どこで帳尻を合わせてくるか?という話になります・・・
暑さ寒さも彼岸まで
ってコトワザがあります。
そういえば彼岸っていつだっけ?と調べてみると、
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間。この計7日間が「お彼岸」の期間とされています。2021年の秋分の日は9月23日(木・祝)ですので、【2021年(令和3年)秋のお彼岸は9月20日(月・祝)から9月26日(日)までの7日間】らしいです。
地上の気温に関するコトワザですが、海の中でも同じことが起こっているのではと。
私の言うリセット点でいくと「9月下旬」
恐らくこのへんで水温を21℃くらいにリセットしてくるはず(後志北部海域で)。
もう少し早い段階では「8月下旬」(盆あけ頃)にもリセット点がみられるので、ここで22℃くらいにリセットしてくる可能性もあると思います。
いずれにしても過去に例が無いくらいの上昇なので、リセットするためにはどこかで過去に例が無いくらいの急降下が必至となります・・・
塩ジャケさんも言っていましたが、釣りどころか漁業や生態系への影響が心配されますね💧
で、ここからは釣り人としての考察になります・・・
例年ならあと1ヶ月くらいで日本海もサケシーズンを迎えると思いますが、
「これだけ水温が上昇したらサケの来遊も遅れる?」と考える人も居るのではないでしょうか?
私の予測ですが・・・
サケの来遊時期は例年どおり
と思っています。
というより、
サケの来遊時期に水温は関係が無いのでは?とさえ思っています。笑
サケが獲れないと「水温が高いから接岸出来ない」みたいな話をニュース報道などで良く聞きますが、実際フタを開けてみると、ダメな年は水温が下がってもダメ、良い年は水温に関わらずバンバン接岸し続けるという結果になっているようにしか思えません。
また、水温が下がらなくてもその分長く獲れ続けるということはほぼ無く、終漁期は毎年ほぼ同じ。
色々説はあると思いますが・・・
来る来ないは資源量次第なのかなと・・・
数字は割愛しますが、これが過去の漁獲動向を調べたり、実態に釣りをしてきたなかでの率直な感想です。笑
ただミクロ単位で感じることは幾つかあって、
「水温が高い年は河口域が強い!」という傾向はある気はします・・・
「水温が高いと沿岸に滞留する時間が短く一気に川に刺さる」という話も各所から聞きますが、同じ事を言っているのかなと思います。
あと「水温が高いと口を使わなくなる」という話。これも多少実感がありますね。水温が高いと雑魚がうるさくなるのでそれらも関係しているかもしれません。
という訳で、サケの他にもニシンやイカなど、回遊魚と水温の関係について時々記事にしている私ですが大筋では・・・
回遊魚の来る来ないは資源量次第、接岸は時期で決まり、水温は関係がない!
と(薄々)思っております💧
どちらかというと水温語るときは釣れない言い分けとか、ネタ的な部分が多いかも💧
でも実際ここまで暑いと先に人間が参ってしまいます💧
餌の管理や釣り魚の保冷も大変で、釣りに行くテンションが下がりがちに・・・
そういった意味では早く少し涼しくなって欲しいです。
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