早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

車内にインテリアバーを設置してみた

けんたなです

前日に中座していた車内の整理、あれからもネットで色々調べてとりあえずはロッドを天井から吊すための「インテリアバー」なるものを設置してみることにしました。

cretom(クレトム)品番:KA-30(KA30)インテリア・バー

通常の車であれば座席上にあるアシストグリップ(取っ手)に渡して、前後に2本設置することでロッドを橋渡し状に固定出来るようになります。

しかし、私の車(プロボックス)は運転席側にアシストグリップが無いので、インテリアバーを後席側にしか渡すことが出来ません💧

 

どうしたら良いのかとネットで調べてみると、設置されている皆さんは車体に穴を開けてアシストグリップ様のバー(以下:アシストバーと呼ぶ)をもう1セット作るという荒技で対処していることがわかりました...汗

しかし同じアシストバーを作るにも人によって使う材料やパーツが様々で、いったいどれが良いのかと更に悩むことに...汗

動画や記事を探し回り、①加工が楽、②安い、③複雑でない、④丈夫という点で比較した結果、「イレクターパイプ」という素材でアシストバーを作るのがベストとの結論になりました。

 「イレクターパイプ」というのは矢崎化工が販売している「DIY素材」だそうです。

思えば昔からホームセンターに置かれていた記憶がありますが、塩ビ管に比べて加工も大変そうだし値段も高そうだからと、これまでは素通りしていました。

しかし、単価を見直してみると実は同径の塩ビ管に比べてかなり割安(ほぼ半値)でありました💧 

また、ジョイントパーツも豊富にありアイディア次第でどんなものでも作れます。

 

という訳で、ロッドホルダー作成の基本方針は決定。

前側はもともとのアシストグリップを利用して、インテリアバーを渡す

後ろ側はイレクターパイプでアシストバーを作り、インテリアバーを渡す

 

本日は買い出し。

まずはインテリアバーを買いにオートバックスへ。

インテリアバー(クレトム)を2本購入 所要経費1,100円×2本=2,200円

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100均の材料を使って似たようなものを作ることも可能と思われますが、値段もさほどでは無いと思いますし、専用に作られた既製品は何より丈夫で使い勝手が良いと思うので「必要経費」と割り切って購入しました。

 

つづいてアシストバーを製作するための部材一式を購入しにジョイフルエーケー大曲店(昨日も行きましたw)へ。

イレクターパイプ他、部材一式を購入

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レシピは次の通り

(矢崎化工)

・イレクターパイプ 径28mm×60cm規格品    280円×2本=560円

・ジョイント 規格:J-117L      150円×2個=300円  

       規格:J-117R      150円×2個=300円

・キャップ  規格:J-49          50円×4個=200円

(ワカイ)

・ターンナット規格:TN-6T2個入    350円×2セット=700円

                 インテリアバー作成経費 2,060円

イレクターパイプを切ったりしだすと別にパイプカッターとかも買う必要が出てきますが今回は全て規格品の無加工で揃えたのでパーツはこれだけ。

とりあえず総額は4,060円と言うことで、まずまず安く出来たという印象。

 

次に難題となるアシストバーの作成(取り付け作業)に入ります・・・

まずは車の内装を止めるピンがあるのですが、これを外しました

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針金で引っ掛けてペンチで引っ張るとビョイーンと抜けます

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左右2カ所ずつこのピンを抜くとこんな感じに穴が空いてます。

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この穴は径も小さく、ネジが効かない「ただの穴」

ここに「ターンナット」というものを埋め込むことでネジ穴として活用出来るようになります。

 

ターンナット

本体は直方体の部分で、ネジは付属品みたいなものです。

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中央の直方体の形状のところを縦にして穴に通し、ネジを入れると直方体の部分がクルッとターンして横向きになり、それがクサビかつネジ山となって薄い鉄板にもネジが効かせられるようになるという仕組み。

ターンナット(フランジ強化品)の商品一覧 | ターンナット(フランジ強化品) / 石膏ボード用アンカー・中空壁用ねじ | 通販サイトのネジクル

しかし、ピンを抜いた穴は径が3~4mmくらいしかなく、ターンナットの四角い部分が入っていきません。なので、これが入る大きさになるまで穴を削って広げる作業が必要となります。

ネットでは「12mm径のドリルで開ける」とありましたが、私はコンセント式のドリルしか持って無いので「丸ヤスリ」を使ってコツコツ削りました💧

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それにしても、車に穴を開けるのは初めてなのでビビります。

下手すると外の鉄板まで突き破ってしまうのでは?

という不安がありました(その辺を説明している記事がみつけられなかった)

 

で、実際やってみて内装の向こう側がどんな風になっているのかがだいたいわかりましたので参考までに図解します(車種によって微妙に違うと思われますが・・・)。

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このように鉄板は外張りと内張の2層になっていてその間に約55mmの隙間があり、その内側に内装があるという構造になっていました。

今回の穴開け加工は「厚さ5mmの内装と内張の鉄板をくり抜く」ということになり、ビスは内側の鉄板に止まるためガッチリ固定出来るという寸法です。

 

ただ鉄板を広げるのにヤスリではなかなか捗らず、少し削ってはハメて型合わせしていたら(歯医者さんみたい)、1穴あたり10~15分ぐらいかかりました。

無事にターンナットを4カ所に埋め込むことが出来ました(^^)v

f:id:kentanaaa:20210805184159j:plainあs

ここまで来れば、あとはネジで固定するだけです!

 

ターンナットに付属しているネジは左側(長さ20mm)ですが、固定力を高めるため長さ25mmにワッシャとスプリングワッシャを付けたネジに変更。

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途中の工程を一気に端寄りますがw

パーツ一式を取り付けてアシストバーが完成です\(^o^)/

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さて、インテリアーバーを渡しますか・・・

と思ったら、ここで「嫌な事実」が浮き彫りに・・・

インテリアバーの引っ掛ける部分の幅が、アシストグリップの太さ(約20mm)しかないのでイレクターパイプ(径28mm)にハマらない(>_<)

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ここは「エイヤー!!!」っとニッパーで先端の爪を切りとり解決!(^_^;

 

とりあえず各種の固定や留め具などはまだですが、とりあえず試し乗せ。

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なかなか満足の出来~(^o^)v

ルアーやエギングロッドはバッチリですね。

磯竿も掛けたいと思っていましたが、仕舞い寸法が短いとちょっと掛けにくいのでこれらは従来どおりロッドケースで運ぼうと思います。

 

荷物を左半分に寄せて・・・

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なんとか右側に足を伸ばして寝られるスペースが出来ました(*^_^*)

インテリアバーにランタン吊したりとかもイイな~

 

こんな感じで次回遠征までには「大型クーラー+寝床」の構想が実現できそうです。
        

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