早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

パチンコ梁山泊に学ぶもの

けんたなです

しばらく釣りに行けてないのでちょっとコラム

 

みなさん、梁山泊(りょうざんぱく)ってご存じでしょうか?

私くらいの年代でパチンコ等をやる方なら大抵がご存じかと思います。

今から27年前(1994)頃、合法的な手段を用いて全国のパチンコホールを荒らしまくったパチンコのプロ集団です。

当時のパチンコ機(セブン機、デジタル機)はストップボタンやタイミング打ち、単発打ちなど、打ち手の技術介入によって合法的に大当たりを出すことが出来ました。

梁山泊は台の点滅ランプなどでリズムを取って、コンマ何秒という周期で動く大当たり乱数を狙い撃つという「合法的」な方法で延々と大当たりを連発します。

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彼らの餌食になったパチンコホールは、もう終わりです。

数十人が並んでドル箱の山(十万、百万単位)を築くのをみて、頼むから勘弁してくれと嘆く店長・・・

 

警察を呼んだとて台を壊したり、細工をしたりなどの違法行為(ゴト行為)はしていないので彼らを取り締まることは出来ません。

わしら何も悪いことしてへん、善良なお客さんやで~

 

こうして梁山泊は対策されていないホールを次々に移動しては抜きまくり、片っ端から閉店に追い込んでいくという、まるでドラマのような、しかし、実際にあったストーリーを展開します。

その衝撃的な状況は映画化されたほど。

今思えば懐かしい。

 

当時はスマホこそありませんでしたが、プロ集団の情報網はすざましく「あそこのホールは抜ける」とあれば、会員に声がけし、集結して抜きまくりました。

店を閉店に追い込むまで徹底的に。

 

最終的にどうなるかは察しがつくと思いますが、合法とはいえ、梁山泊は自らが選んだこの破壊的なやり方により、自分たちが打てる環境を早々に失い、太く短くその姿を消すことになりました。

もう少し手加減して、目立たないように、ずるがしこくやっていれば、ひょっとしたらもっと長期的に、更に大きな収益を出すことも出来たのでは?と思う部分もあります。

 

情報と欲に支配され、なりふり構わず抜きまくる。

そんなやり方では長くは続かない・・・という例です。

 

これって何かに似てると思いませんか?

 

そう、最近の釣り場状況がこれちょっと

梁山泊化してる・・・ と感じることがあります。

 

ここが良い!って情報が入るとそこばっかりに人が集まり過ぎ

 

集まった人のなかには管理者の呼びかけに対して

港は誰の物でもないだろう?我ら合法でやっとるんじゃあ~

と喰ってかかる者もいるらしい・・・

 

そしてホール(釣り場)は完全に閉店(閉鎖)・・・

 

そういうことをやらかす人に限って

ほな、次のホール(釣り場)荒らしに行きましょか~

と軽い考え。

 

昨今の釣り場ってグレーゾーン的ななかでやらせてもらっているところがかなり多いと思うんです。

長く釣りを楽しみたいなら、マナーもそうですが、あまりドッと集まり過ぎないことがかなり重要なのかなと思います。

人が多いな・・・と思ったら多少釣れなくても他回ってみるとか・・・

私もブログ等を発信しているので偉そうなことは言えないのですが・・・

まあ集まってしまうのは仕方が無い部分もあるので。

もしそうなってしまった場合でも「遊ばせてもらっている」ということを忘れずに、店長(管理者)に嫌われない程度に引くべきところは引くようにして遊んでいったら良いんじゃないかなと思います。

 

以上、「パチンコ梁山泊に学ぶ」でした。

 

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