けんたなです
先日モバイルバッテリーを電源にした投光器を作りたいものの、電気系に弱くて悪戦苦闘している・・・という内容で記事を書きました(^_^;
そうすると、いずれもブログ関係の方ですが、M.カトーさん、塩ジャケさん、のら3000さん、ふぁんさん、ミッツさん他・・・色々参考意見を頂くことができました。
そのなかでも特にM.カトーさんはメカニック系に強い方で、何ならテスターで数値を調べてあげるとまで言って頂いたので、お言葉に甘え、色々試験をしてもらうことになりました。
M.カトーさんのブログ
とりあえず、前回までの試行錯誤でわかったことは・・・
・5V2.4A(5×2.4=12W)以上を出力できるモバイルバッテリーを使用し、途中に昇圧器(5V→12V)をかませると12V(42w)の投光器を点灯出来る。
・モバイルバッテリーの出力(最大15W程度)で42wの投光器が点灯するはずが無いので、この42wは実際の電力ではなく「42w相当の明るさ」を示していると思われる。
そして、今後どうして良いか困っていること
・変圧器がメチャクチャ熱くなるので、多分このままでは使えない
そして、今回M.カトーさんの協力で調べてもらったこと
・通常の12V電源(車のバッテリー)から電源を取ったときの電流電圧の値
・モバイルバッテリーを使い昇圧器から出ている電流電圧の値
この2つがわかると、M.カトーさんの知識で、どういう方針で行けば今抱えている問題を解決出来るのか、それとも無理なのかがある程度までわかる予定(笑)
14:00~ M.カトーさん宅(kudopapaさん案内ありがとうございました)
早速本題へ。
まず通常の12V電源(車のバッテリー)から電源を取ったときの電流電圧の値
測定値:14.3v 0.88A (アイドリング中は電圧がややあがる)
14.3V×0.88A=12.58wで点灯しています。
このことから、このLED投光器の「42w」は実際のワット数では無く「42w相当の明るさ」を示しているということが数字でも確認出来ました。
次にモバイルバッテリーを使い昇圧器から出ている電流電圧の値
測定値:11.2V 1.01A(11.2V×1.01A=11.3w)
通常バッテリー使用時の出力(12.5w)に比べ1割ほど出力が低いですが
M.カトーさん曰く、
モバイルバッテリーと昇圧器が随分頑張っている
とのことでした(^_^;)
残る問題は、昇圧器から出る熱
この昇圧器の公称出力値は12Vー8Wとのことですが、実際には11.3wが出力されていることになり、8Wを超えた分が負荷となり発熱してしまうのではとのこと。
発熱を解決できるかもしれない方法も聞いてみましたが、
・出力規格が11.3wより高い昇圧器に換えてみる(あるのかどうか知らんけど💧)
・モバイルバッテリーと昇圧器を2セット用意、並列で1本にして電力を供給する
ただ、昇圧器の問題が改善されたとしても、本来の使い方では無いので、どこかに負荷がかかって何かが壊れてしまうことはあるかも・・・とのこと。
正直、ここまでくると私の電気知識では手に負えないレベル・・・(^_^;
でも数字がわかったおかげで色々な謎が解けてスッキリしました。
M.カトーさん、今日は協力して頂き本当にありがとうございました。
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さて、ここからは家に帰って、別の試験です・・・
実は前回までの試験で不足を感じて、買い足していたグッズがありました。
・USB昇降圧電源モジュール(電圧を任意に調整可)
電圧表示機能が付いており、ツマミを回すことで電圧を最大24vまで調整出来るのですが、10.5Vから上にはあがらなくなりました。これが限界の明るさ。
そしてこの時、モバイルバッテリーに表示された電流・電圧は、5.2V-1.5A
5.2V×1.5A=7.8wで点灯したことになります。
12v固定の昇圧器ではモバイルバッテリーが頑張って5.2V×2.9A=15.08wを出力していましたが、このUSB昇降圧電源モジュールにすると電圧を12Vまで上げなくても点灯を始めるため負荷を半分ぐらいに出来そうです。
ツマミを調整してみると点灯が始まるのは8Vぐらいから(もちろん光量は弱い)ツマミを上げていくとグラデーション状に明るさが上がっていき、10.5Vでピークといった感じでした。12VのLED電球ってこういう仕組みだったんですね・・・
で、このモジュールを使えば、点灯させるための出力は7.8wで足りるようなので、出力5V2.4A未満(5×2.4=12w未満)のモバイルバッテリーでも点灯するかも・・・?
結果は予想通り
ダイソーバッテリー(5V×2.1A=10.5w)でも見事に点灯\(^o^)/
(※昇圧器使用の時は電力不足で「点滅」しか出来なかった)
純正の12Vバッテリーに直付けしたときに比べれば光量は数割落ちていると思われますが、まあまあ使えそうな感触は得られました。
あとは、このシステムでの実際の釣行に耐えられるか?(明るさ&投光時間)、熱の持ち具合はどうか?等、もう少し確認が必要ですが、現段階ではモバイルバッテリーとUSB昇降圧電源モジュールを使って投光器を稼働させるつもりでいます。
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