けんたなです。
まだマメイカサイズで本格化にはもう少しといった感じですが、あと半月もすればそこそこ釣ってうれしいサイズになってくると思われます。
私は勤め人時代の最後を道東のほうで過ごしていたので、マイカ釣り(投げ釣り)から離れて15年以上になります。その前は日本海沿いの町に住んでいてイカの資源量も豊富だったので毎晩のように刺身イカを求め海に通っていました。笑
今回はその当時地元の常連さんから教えてもらった「超スグレモノの仕掛け」を紹介したいと思います。
ジェット天秤仕掛け(仮名)。
市販の類似品は見当たらず完全なハンドメイド仕掛けとなります。
使い勝手が素晴らしく、以来マイカ釣りではこの仕掛けばかり使っています。
ちなみに、この仕掛けを教えてくれた常連さんは岩内在住のベテランさんに教わって真似したとのことでした。それを私も真似してみたという形です...笑
誰が最初に考えたのか知りませんが、頭の良い人が居るものですね。
簡単に構造を説明すると、単三電池2個用の水中ライトの中身を取り除き、外側(ハウジング部分)を使います。下部はピアノ線などでジェット天秤風に仕上げます。
点滅ライトはハウジングの中に小型のものを収納、テーラーは仕掛けに直結します(イカの食いにはさほど影響ないようです)。
この仕掛けの優れた点を列記すると
・糸がらみのトラブルが非常に少ない(必ず仕掛け先行で飛んでいくので)
・ハウジングに自重(約50g)があるので遠投しやすい
・ハウジングの中は空気なので海水中で浮力が得られる。これによりより感度の良いウキが使え、仕掛けがゆっくり沈むためイカへのアピール度が高い。ハウジング内に海水を入れることで浮力の微調整も可能。ウキは非自立式の電気ウキ(3~5号位)を使用します。
難点は・・・
・近年水中ライトの小型化により単三2本型の点滅ライトがなかなか手に入らない。
・作るのにやや手間と経費がかかる
・特に下部のピアノ線等を動かないように止める工程がやや難しい。
主に製作上の問題ですね。
イカ釣りでは地合いが来た時に如何にトラブルなく効率的に手返し出来るかが勝負だと思いますので私は多少高あがりでも、この仕掛けでいこうと思っています。
現在、下部のピアノ線部分についてプラ棒を利用した簡単バージョンを試作中なので、そのうち作成方法についての記事もアップしていきたいなと思っています。
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