けんたなです
オキアミはサビキ釣りをするときの必需品。
私も気合いが入っているときはオキアミブロックを使います。
でも、これって凄い労力がかかる釣り餌。
・前日に買って解凍しておかないと使えない💧
・釣り場に行ったら容器に開け、コマセスプーンで掬ってと手間がかかる💧
・手や服が汚れ、使った道具も汚れる💧
・使った道具を幾ら海水で洗ってもニオイが残り、車がオキアミ臭くなる💧
・家に帰ったらまずオキアミグッズの水洗い、面倒臭いけどやらないと地獄💧
最近の私のサビキ釣り事情なのですが・・・
「泳がせ釣りのえさ用に小鯖などをチョっと釣りたい」
いちいちブロックを解凍するやり方は負担が大きく、なるだけ手軽で、汚れ物を出さずに済む方法にしたいと考えるようになりました。
そのなかで便利だな~と感じているのはマルキューさんから出ている「アミ姫」
個人的なレビューですが、この商品の良い点
・常温保管が出来る
・歯磨き粉チューブのように絞って手を汚さずオキアミをカゴに詰められる。
・口を閉じるとニオイが漏れない
・ネロネロ成分が強いので着水衝撃でのダダ漏れが少なく、棚に届けてからオキアミを拡散させるような使い方が出来る
あえて難癖を付けるとすれば、わざと付けたブルーベリーのニオイが逆に気持ち悪い、ちょっとお高い・・・という2点でしょうか。いずれにしても良い商品だと思います。
とにかくベタ惚れしたのがこのパッケージ。
無くなったあとも袋を捨てるのが勿体ない。
空いた袋に解凍したオキアミブロックを詰めて使いたい!
と思いましたw
ただ、解凍したオキアミブロックだと質感的にこの袋への注入や絞り出しが困難だと思われます。
恐らく企業秘密だと思うけど、アミ姫みたいに粘りがあってニュルっと出るように出来ないものか?と原材料をみると「増粘多糖類」との表記がありました。
ネット検索すると・・・
増粘多糖類=食品に粘性や接着性を付けるための食品添加物 とのこと。
ジャムやドレッシング、アイスクリームなど様々な食品に添加されているようです。
化粧品のジェルなどにも使われるらしい。
個人で買えるの?と調べてみると、キサンタンガム、グァーガムといったものが商品として売られているようです。ただ、通販では買えるけど、そこらへんの商店で簡単に買えるほどでは無いっぽい💧
しかし、もう少し検索すると「介護用品」で食品にトロミを付ける商品を発見。
近所の「薬のツルハ」に行ってみたら置いてあったので早速購入しました。
トロミアップHP (1箱約1000円 3g×35袋入)
一包み(3g)を水100gに溶かすと、ケチャップぐらいの固さになるらしい。
成分にも「増粘多糖類」が含まれていました。
1000円で35袋入なので1袋あたりの単価は約30円といったところでしょうか。
とりあえず解凍したオキアミブロック1個に1包みを投入。
かき混ぜるとまあまあ良い感じの固さになりました。
さて、詰めてみますw
デッカイ注射器みたいなものが無いかな~とホームセンターや100均などを探索しましたが、お眼鏡にかなう商品が無かったのでありあわせの材料で・・・
注射器の凹側はペットボトルのケツを切ったもの、凸側は「味ぽん」の空き瓶がちょうど良い感じでハマったのでこれでやってみました。
手が離せないので写真は撮れませんでしたが、こんな感じで注入w
ペットボトルの口はアミ姫の口より大きいですが、アミ姫の口を外側から覆う感じで、それほど隙間も無くハマってくれました。
凸側の味ぽん空き瓶は・・・
汁は漏れるが固形物は漏れない程度の隙間でラクラク注入に成功!
まるで新品w
写真はありませんが、絞り出したときのネットリ感も丁度良い感じに。
これで手も汚れないし、車も臭くならず快適な釣りが出来る、経費も安く納められて良いことづくめ!・・・と言いたいところですが
ノン・ノン(笑)
これを仕込んでいる間は部屋にオキアミ臭がダダ漏れw
つまり、
家庭内で作業すると身内から拒絶される可能性があります。
(私は相棒が居ない隙を狙って、コッソリ台所でやっていますがw)
といっても解凍した直後は発酵した後ほどニオイもキツくないので使った容器等を綺麗に洗って塩素消毒、オキアミのカスもビニルにくるんでゴミの日まで凍結しておけばニオイは残らないと思います。
あともうひとつ注意点
中身は全くの別物だとういうこと。
常温に置いておいたら普通に腐るし発酵すると思います
最後は車内で袋がパァーン!!(゚Д゚)
なんてことも、、、あり得ます。怖・・・
私も最初パンパンに詰めましたが、ちょっとヤバいなと思い直して後から少し抜き、圧を弛めました...笑
もちろん長期保存は冷凍庫での保管が必須。
ニオイは出ないと言っても家庭によっては拒絶される恐れがあります💧
こういうモロモロの問題点をクリアできる商品だからこそアミ姫は「お高い」のでしょうね(”防腐剤”の表示が無いのに常温で腐らないのが企業秘密でしょうか)。
今回はオキアミ代+トロミ経費30円でそれほど経費をかけずに釣行時のストレスを軽減出来ましたが、もうちょっとお金を払えば本物が買える訳ですから、手間暇のわずらわしさ、各種トラブル(オキアミ離婚とかw)の全てから開放されると考えたら、
お金で解決する
ほうが手っ取り早くて安いのかもしれません💧
↓けんたな記事のランキングはこちら
※コメントは一番下の「コメントを書く」からどうぞ。管理人がチェック後に公開しますので内容的に非公開が望ましい場合はその旨お知らせください。返信先がわかればコメント返しもさせて頂きます。