早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

サビキ用竿掛け(ニューバージョン自作)

けんたなです

皆さんサビキ釣りの際には防波堤の車止めなどに固定する竿掛けを使用していると思いますが、使い勝手に満足されているでしょうか?

 

私はこれまでに幾つかの竿掛けを買って使用してきましたが、正直どれもこれもどこかに不満があるものばかりです。

そんなことで、実際に購入して使ってみた感想からダメ出しをしたいと思います。

 

まず、一番最初に買ったのはこのタイプ。現在は廃棄してしまったので手元には無く、写真はどこかのサイトからのコピペです。

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この竿掛けは固定力や竿のホールド性については特に不満は無かったのですが、ネジを締めるハンドルに不満がありました。

締めるところがレンチのような棒状なのですが、これが非常に回しにくい。

指が痛くなるし、下のギリギリについているので地面に棒がつかえて回しにくくなることが多い。雪のあるシーズンは、地面が上がっているので特にイライラ💧

次買うときは、絶対ここがダイヤル式のやつにしよう!と誓いました(笑)

しかし、探してみるとダイヤル式は少数派、ほとんどの竿掛けがこのレンチ式を採用していることに気が付きました💧

個人的には納得できませんが、これだけシェアが大きいということは、私以外の人はレンチ式を支持しているのかもしれません。

 

で、探していると、同じような形でハンドルがダイヤル型のものを発見!

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これは今現在使っていますが、ダイヤル式になっただけで確かにネジは締めやすい!

しかし、今度は最初のタイプで問題なかった点にダメ出しが出てきました💧

まず、ハンドルの対面にある留め具の爪が浅すぎ。車止めには止まりますが、ハマリが浅いのですぐに外れてしまいそうで不安です。

 

もうひとつ残念なのがロッドホルダーの向き

真っ直ぐに固定するとロッドが少し左を向く💧

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かといって、ロッドが真っ直ぐ向くようにと1段階だけ角度を変えると

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今度は右に向きすぎる(^_^;)

作った人の意図を聞きたいくらい意味不明。

どうして竿掛けの方向に真っ直ぐロッドが向かないの?と首を傾げるしか無い・・・・

 

ムリクリ穴を開けて調整しようとしましたが、鉄板が厚くて加工も無理・・・

仕方ないのでやや左を向くロッドで妥協して使ってます💧ハァ~

 

で、最後にもう1種類。

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これはかなり使いやすい! 

ネジがダイヤル式で回しやすく、もちろん竿も真っ直ぐ前を向く。ホールド性も良く価格も2000円未満で他より安い。作りがシンプルで無駄が無い。

ただ他の2つにはなかった致命的な欠点があります・・・

固定部の幅が短いため、堤防の車止め(15~20cm)にハマらない💧

間違い無く使いやすいのにもったいなさ過ぎる。なんとか活用出来ないかと試行錯誤して2020年からはこんな形にして使っていました。

バッカンの横に添え木をネジ止め、そこに竿掛けを固定

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車止めが無くても竿が掛けられますし、腰を伸ばしたまま竿が取れますし、これはこれでナカナカ使えました。

問題があるとすれば、

・固定部がバッカンの一部なので強風の日はプラスチックがたわんで竿がグラつく

・バッカンを安定させるために水を張ることがセット(水汲み2~3回)なので、セットや撤収に余計な時間がかかる。

・・・といったところですが、それでも使いやすいと思いました。

 

そしてそれから1年、更に良い方法を模索しつづけてきました。

それがやっと形になりましたので今回ご披露め。

 

2021サビキ用竿掛けニューバージョン(試作品)

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車止めに固定用。餌付け器と竿掛けが同時に使えるタイプです。

固定に使ったのはホームセンターで売っている「F型クランプ」

このF型クランプは持ち手がやわらかく手にフィットするのでとても締めやすい。

何とかこれをベースに竿掛けを作りたいと前々から考えていたのですが、どうやってこのクランプに竿掛けを連結させるか?という点で息詰まっていました。

 

ネットで検索するとボルトやナットを使ったものはいくつか出てきましたが、作りが複雑で経費もかかりそうだし・・・

もっとシンプルに安く出来るはずだと考え続けてました。

 

で、今回私が思いついたのは

木でクランプを挟み込むような形にしてやる

という方法

全てをバラすとこんな感じです。下の木材が試作品の全貌となります。

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中央のF型クランプを挟むところが恐らく私独自のアイディア(ネットではこういうやり方を見かけなかったので)で最大の自己満足ポイント。

もうひとつの自己満足ポイントはスピード餌付け器を付けられる仕様になっている点。

家に余っていたL字金具を左側に装着(ありあわせ資材なので寸法は合ってない)。

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↓こんな感じにピタッとハマる。

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そして更に考えたのは、スピード餌付け器を付けない時はそこに竿掛けをとりつけられるようにしたい!ということ。

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そこもハイ、バッチリ(^o^)!

L字金具と木材の間に竿掛けがハマる隙間を儲けてラクラク交換仕様(*^_^*)

 

ここまで出来ちゃうと、やっぱり現場で試したくなるよねぇ(笑)

 

実際の堤防にて。

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木材で挟み込む作戦はイメージ通りの大成功!

セットもラクラクでガタつきも無く、固定力はかなり強力。

もっと板の延長を伸ばして色々オプションやトッピングするのも多分問題なく出来ると思う。

 

今回はうまくいくかどうか自信がなかったのでありあわせ資材で試作しましたが、結果はバッチリだったのでそのうちL時金具を寸法の合うものに吟味するとか、竿掛け固定部の配置を左右均等にするとか、ラッカーでコーティングするとかの改良を加えながら、見栄えや耐久性にもこだわっていけたらと思います。

 

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