早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

2024.4.23 マイワシの恩恵

けんたなです

今年はキビナゴ餌でのアメマス釣りで連戦連敗

これは恐らくウジャウジャ居るマイワシのせい!

 

そんななか、ある情報ページで

「釣ったサクラマスの胃内容物はマイワシでした」という記事を見かけました。

 

う~む、、、今年の状況なら確実に食べているとは思うけど、

 

本物を腹一杯食べている状態で果たしてルアーや生き餌に反応してくれるのか?

 

あとマスはヒラメやブリに比べて口が小さいから、マイワシを食うとしても

60オーバーとかの激レアなサイズに限定されてしまうのでは?

 

やる前から何か確率が悪そうな気がする(^_^;)

 

しかし、この時期に生きたマイワシが入手できるのは恐らく今年限定。

泳がせ釣りフリークとしては、この機会に、一度マイワシ餌の泳がせ釣りにチャレンジしてみるべきでしょう。

 

ダメ元覚悟での・・・実践編

いつものごとく・・・ですが、札幌を出る頃には既に空が明るくなりはじめており、現地に到着したのは6時過ぎ頃のゆるゆるでした(^_^;)

今日は今期来たなかで一番の混雑

一等地には既にサクラマス狙いと思われるアングラーがずらっと、普段居ないところまで広がり、全体で30人ほどおりました。

 

その圧を多少感じながら・・・

私はそのすぐ脇でちまちまとイワシ釣りを開始(笑)

 

ボウズ逃れで帰り際にイワシを釣るパターンは多々見受けますが・・・

この最高の時間帯にイワシなんか釣って、奇妙なオッサンも居たもんだ・・・

と思われていたかも💧

 

イワシの群れも少し薄くなってきており苦戦気味の中、とりあえず4尾確保

大きさはだいたい20cm前後、本当はもう少し小さいのが欲しかったのですが、選べるほど釣れないのでこれでやってみます。

釣り場がなかなか混雑していますので、イワシを持ってサクラマスが回遊するかどうかも怪しい3等地ぐらいの、ゆったり出来るところへ移動

今回採用した釣法は「エレベーター式」泳がせ。

イワシは弱りやすいので、極力ダメージを少なく届けるためです。

あと浮きのように仕掛けが流されず比較的コンパクトに釣り場を使えます。

タックルはナイロンライン6号の投げ竿に、錘25号、エレベーター仕掛けは4号ナイロン1ヒロ(1.5m)にチヌバリ8号の一本針。

 

とりあえずはスタンダードな「鼻掛け」で第1投

すると、魚を沖に送りこんでいる最中に

イキナリ50cmはあろうかという魚(多分アメマス)がイワシを追いかけてボコッ、ボコッっとチェイスしてきました(゚Д゚)

近くに誰も居ない静かな水面から突然割って出たのでなまらビビった💧

 

でも開始1投で・・・これはある!!と確信。

 

それから間もなくしてまたアタリが来ましたが、やはりフッキングに苦戦( ̄0 ̄)

やっぱりマイワシは大きすぎたか~

回収したイワシを確認すると、魚の真ん中あたりに歯形が付いていたので、咥え位置によっては掛かるかも?と「背掛け」に変更。

 

次もわりと早くにアタリが来ましたが、今度はじっくり待って、竿尻が持って行かれそうになったところで合わせ

あれ~、また乗ってない(´д`)

しかし、ロッドからはまだ魚のアタリのような感触が伝わってきています。

ここで思い出した、、、エレベーター式は「即合わせ」が効かないんです

 

構造上、ラインをある程度巻き取って、錘の上あたりにあるストッパーに仕掛けが到達したところでやっと合わが効くようになります。

これはこのシステム最大のデメリットでありまして、飲み込まない系の魚は、その間に違和感を感じて離されるリスクが高まります。

 

しかし・・・仕掛けがロックされた瞬間、確信出来る重みが伝わる(゚Д゚)

乗った~

しかも、かなり大きい

7:15 マイワシ泳がせで思わぬ初物、タモ枠比較で60cm近いアメマス

めっちゃ興奮した~(笑)

でも実は、最大のアドレナリンの出所は、魚が掛かるまでのところにありました。

 

エレベーター式ってイワシが割と水面近くを泳いでいるみたいで、

掛かる前に追っている魚がみえます(゚Д゚)

60㎝近いのが自分の仕掛けのあたりで、ガバッ、ガボッとやりはじめたら超ドキドキ

これが掛かったらどうする?的なワクワク感が凄かったです。

 

そしてその後、更なるドラマが起こります・・・

仕掛けの落ちているあたりで見たこと無いくらいのサイズがボイル(゚Д゚)

まるで海外の大物釣りの動画でも見ているような光景

「もしかしてこの魚、自分のイワシ追ってます?」的なドキドキ感

 

ロッドが引き込まれた頃合いを見計らってフッキング

乗った!

 

しかし、最初の1匹を釣るまでそんなに期待しておらず、キビナゴの浮き釣りを同時進行でやっていたのですが、魚に走られてその仕掛けを巻き込んでしまう💧

タモに誘導しようにも絡んだ糸が邪魔をして今にもバラしそうなピンチ状態に(゚Д゚)

 

苦戦していると、隣で投げ釣りをされていた方が「大丈夫ですか?」と駆け寄って来てくれたので、プレッシャー激高のヘルプをお願いし、何とか取り込みに成功(その節はありがとうございました)

 

7:30 アメマスって細長い魚のイメージですが、これはマジでヤバい・・・

計測結果は77cm 重量は6.5kg(事後計測)で自己記録を大幅更新です😱

短期間にイワシをたらふく食ったらココまでメタボになるということか💧

圧巻過ぎて、魚体を見るたびもう、ヤバ・・・としか言葉が出ない。 

 

その後も、マイワシ泳がせは予想を上回る反応で、掛けるのはなかなか難しいですが50cm前後のデカアメを計6本キャッチ。

あのメタボと比較するとどれも貧相に見えてしまうので写真は省略(^_^;)

 

久々にアドレナリンを出し過ぎたせいか、途中からドッと疲労が出てきたので、昼前で退散することに。

こんなに楽しい釣りは久しぶりでした。

何でも試してみるもんですね~

 

ルアーも少しやって、チェイスはたまにあるのですが、日が昇ってからバイトさせるのは相当難しいようで他にも魚を掛けている人はほとんど見かけませんでした。

そのなかで、アメマスとはいえど大型の連続ヒットは超~気持ちよかったです。

 

私の記事を見てマイワシ泳がせ面白そうだな~、やってみたいな~と思う人も出てくるかも知れないので、どうしても忠告しておきたい事をひとつだけ

アメマスを持ち帰る気が無い人には絶対にやらないで欲しいです

針を飲み込み出血してリリース不可能な状態になることが多いからです。

ちなみに今回は6尾釣ったうち、4尾が「針飲み」でお持ち帰りでした。

 

本日の釣果

メタボなアメマスにクマちゃんもキョトンとしています(笑)

ちょっと残念だったのは、デカパンを小さなクーラーに無理矢理曲げて押し込んだので身を伸ばした時に若干身割れしてしまったこと。

 

苫小牧の魚に比べると身の赤色は弱いものの、脂の乗りがヤバい・・・

巨大なやつ以外も総じて脂が乗っていました。

結構凄い量になってしまいましたが、ルイベ、フライを主体に、今回はお試しでトバも少し作ってみようかなと思います。

 

ではでは

 

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