けんたなです
室蘭沖堤は10/30に行ってきたばかりですが・・・
また行ってきました...笑
撃沈からわずか5日しか経っておらず気が進まない面もありましたが、前からの約束ですし、朝便だから釣れるはず・・・と気持を切り替えます。
今回は前日に塩ジャケさんが渡ると聞いていたので事前に情報をもらいました。
我々が撃沈した北防波堤に入り、ナカナカ厳しい状況だった模様。更に本州からのエキスパート2名も参加し、総勢5名が落とし込みをしたらしいので、今回は可能性が未知な南防波堤に渡ることにしました。
11/4 5:30つりぶねや
元職場の後輩T氏と合流。
T氏とはサケ釣りの師匠弟子?みたいな関係ですが職場を辞めた今も年に数回釣りに行ってます。T氏の釣り歴は比較的浅め。
沖堤はじめてなので何とか釣らせてあげたいですね・・・
5:50出港 予想より風は弱く、煙も真っ直ぐあがっていますo(^-^)o
いつもそうですがこの景色・・・釣れる気しかしません(笑)
南に渡ったのは5名。あずましく出来そうです。
着岸すると、風と波が少々ありますが釣りには支障なさそうなレベル。
むしろベタ凪ぎより釣れるかも?と期待が高まります。
さて、今日の組み立てはどうするか・・・
落とし込み、ロック、カレイ、カジカに対応できるよう準備をしてきましたが、まずは確実にアブを釣りたい。「落とし込み」からスタートすることにしました。
T氏は投げ竿を1本投げておいて、ジグヘッドで探ることに。
準備を開始してまもなくT氏、「投げ竿の餌忘れました💧」とのこと
まったく世話がかかるな~wと思いつつ憎めない男です。
カジカ用に用意してきた「サバの切り身」をわけてあげました...笑。
私のほうは着岸したあたりから根元のほうに向かっての内港側で落とし込みを開始。
まだ誰も手を付けていない、状況もまだつかめていないなかでの最初の数投は本当に期待感マックスですo(^-^)o
しかし、1投目反応無し・・・ 2投目反応無し・・・ 3投目ガヤ・・・
と続いてくるにつれ現実を把握していきます💧
ただ、今日は塩ジャケさんからのアドバイスで竿をエギングロッド(エメラルダスMX83M)に変えてみたところ、前回使った磯竿に比べて糸の出が格段に良くなり、道具のほうのストレスは大分軽減されました。
根気よく攻めていくと
6:40 開始より約30分後、アブラコ1本目です
沖堤としては小さめの30後半くらいでしたが、久々なのでテンション上がりました。
腹がかなりブックリしているので抱卵のメスですね。
サイズも小さいしリリースしました。
1尾掛ると「まだ居るはず」とエネルギーが沸いてきます。
歩みを進めること30分後
7:12 今度は正真正銘の室アブ 50cm
エギングロッドでこのサイズを寄せれるかという心配もあったのですが、特に問題は感じられなかったです。アブラコの突っ込みは力強いけど一度根から離してしまえば一度に走る距離は短いので竿と膝を使えばドラグ無しでも対応できますね。
この個体も恐らく抱卵ですが、アブラコが食べたいのでキープ...笑
このあともう少し周辺を探りましたがアタリも出ず、だいたい先が見えた感じがしたので「落とし込み」は2時間で打ち切り、T氏の様子を見に行きます。
予想通り・・・ですがT氏は「ガヤ祭り」の真っ最中。
ガヤ以外を釣りたい・・・と少し飽きが出てきている様子。
沖堤はみんなワームでやるから、初心者が同じようにワームでやっても釣れないことが多いと思います💧 魚は居るけどスレてて口を使わないってやつ。
飽きてきた人を復活させるには、手段はともかく「釣れないだけで魚は居る!」ということを見せつけるのが一番。
いよいよ伝家の宝刀を抜く時が来た・・・と判断しました。
T氏には投げ竿を回収してもらい、下針にイカゴロ、上針にサバの切り身をつけて内港の真下に落とすように指示します。
T氏の良いのは、私の言ったことに対してあまり追求せず「こんな感じですかねー?」ととりあえずそのとおりにやってみるところ。
私の読みですが、これでデカいカジカが食いついてくるはず
ゴロを入れた途端からガヤが猛攻です!と忙しそうなT氏💧
そこに居るガヤを釣り尽くすつもりで続けてみて!
と追加指令を出します...笑
さて、私はその背中側で自分の釣りに戻り・・・
次なる釣りはちょんちょんカレイ。ルアーロッドに10号錘にイソメをつけて外海側の沖合を狙います。小さなアタリがそこそこ来て。よし乗った~
8:23 カレイ狙いのつもりがアブラコ 35cmくらい(リリース)
お試しで取り付けた魚卵リグに反応したのでしょうか?
真相は不明ですが、嬉しい誤算に気を良くします。
・・・と、後ろをみるとT氏にようやくデカい魚が来たようです。
水面に浮いた魚はガップリと大きな口を開け、本命のカジカか・・・
とおもったら否!(*゚Д゚)
8:31 シマゾイ40cm
T氏、私が用意したイカゴロでまさかの大金星!
「人の褌で相撲を取る」とはまさにこのことですね...笑
ここにこんなのが居たの?と逆に私が驚きました
でも「これで今日来た甲斐がありましたー」ってT氏も笑顔です。
その後もT氏が立て続け。推定40オーバーの何かをバラシ、そして写真は無いですが先ほどのよりも更に大きいシマゾイを釣り上げます。それも全く動かずに💧
イカゴロ最強っすね! 今度来る時は自分も買ってきます!
私もやったね~ よかったじゃん~!
なんて言っている場合では無くなってきた(笑)
カレイのちょんちょんはひとまずやめてイカゴロに参戦。
9:15 トウベツカジカ💧
9:37 トウベツカジカ・・・
まさに狙い通りですが・・・カジカしか釣れない
どうやら周辺のシマゾイはT氏に全部持って行かれたらしい💧
逆にT氏にカジカは釣れず...笑
イカゴロ4本しか持ってきていなかったので1箇所でやっていましたが、これ移動しながらやったらもっと釣れただろうな~
イカゴロといえばカジカのイメージですが、シマゾイも大好きなようで。
ワームでは来なくても「イカゴロにはイチコロ」でした。
ただ、アブラコはイカゴロ好きで無いみたいで来ないですね...笑
再びチョンチョンカレイに戻り
11:00 狙いのカレイも1枚ゲット(マガレイ、25cmぐらい)
大きさや数だけじゃなく。狙った釣り方で狙った魚が釣れること。これが何より満足感に繋がります。
そういう意味で今日は本当に楽しかったです。
T氏もまた来たいと言ってくれましたし。
帰りは風が強くなり、迎えの船が根元側のほうに迎えに来ました。
本日の釣果(お持ち帰り)
そして恒例のアブラコの胃内要物
予想通りのカジカ卵一択
ただ胃はパンパンでは無かったです。
残念だったのはアブラコの身
お腹を割いた時にずいぶんハラスが白いような気がしたのですが・・・
開いてみるとところどころ身が焼けたように変色してる・・・
持ち帰るまで高温にさらしていないはずなので卵に栄養を取られてホッチャレ化したものか? それとも結構な波で水面のスカリが叩かれたため?でも帰り際まで生きていたし帰港直前に〆たので考えにくい。
資源保護の面だけでなく、食味の面でも抱卵個体はキープしないほうが良いということなのかもしれないですね・・・
いずれにしてもアブラコ嫌いな人はますます食べる気を失いそうな絵面でした(^_^;)
今回の釣果は加熱調理にまわします。
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