早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

2021.4.24初めてのカヤックフイッシング

けんたなです。

今日はブロ友のkudopapaさんのお誘いで、初めてのカヤックフイッシングに挑戦してきました。

この予定が立ったのは10日前、連日強風が吹き荒れる最近にしては奇跡的に風が弱まり絶好の釣り日和となりました。これはひとえにkudopapaさんの日頃の行いだと思います...笑

 

今回はkudopapaさんのお声がけで私たちのほかに、カヌー仲間でベテランのアッキー夫妻さんも同行。お二人とは現地で合流することになっていましたが、タイミングがビタリと合い、途中のコンビニ前で一足早くの顔合わせとなりました。

車から降りてきたアッキー夫妻さん、2人とも既にウエットスーツを着ています。

私がスノーボードに行く時にスキーウエアのままコンビニに入るのと同じ感覚なんでしょうか。いずれにしてもガチなカヤッカーであることは間違いないと感じさせるお姿でありました。(さすがにウエットスーツでコンビニには入らなかったようですが)笑

 

7:30頃、エントリーポイントに到着。太平洋側の大岸というところです。

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完全なベタ凪かと思ったら、波打ち際は多少ウネリがきています。沖に出れば大丈夫らしいですが、岸際の波立ちはわずかでもエントリーに手間取るらしいです。

 

今回乗船させて頂くカヤックがこちら

必要な荷物をザザッと積み込み、2人でたないで浜まで運びます。

人が乗るのは緑丸のところ、2人とも前向きで乗ります。

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知らない人からすれば「こんなに狭いの?」という感じ。

足は前方に伸ばして格納する感じです。腰に負担がかかりそう・・・

あと、想定していた以上に荷物を置くスペースが少ないです。座席と座席の真ん中にちょっと。ちなみに私は前に乗りましたが、前はほぼスペースが無く、荷物は全て自分の後ろ、必要なときは後ろの人に言って取ってもらう感じになります。

 

8:15いよいよ出船。

単独の場合は自分で船を押して最後飛び乗って足を入れる・・・みたいな超高難度となるようですが、私はズブの素人ということで、まず船に乗っちゃって下さいと指示を受けました。

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今回はベテランのアッキー夫妻さんがおられますので、kudopapaさんも乗ってしまい後ろから押して貰い出船することに。

ところが、kudopapaさんが乗った時点で

「バキッ!」と何かが折れた音がしました(゚Д゚)

何が折れた?アッキーさんとkudopapaさんが確認しているあいだ、私は前部座席に取り残されたまま波打ち際に放置

すると、前方から大きなウネリが!!!

これは間違いなく来る!とわかりますが、身動きがとれません...汗 

案の定

ザッパーン (>_<)

顔からメガネからビショビショ、開始早々、カヤックの洗礼を受けます。笑

結局折れたパーツはそれほど致命的なものでは無かったみたいで、何とか沖に出ることが出来ました。

 

カヤックのパドルはカヌーと同じで棒の両端にオールが着いており前に掻き進む感じなので素人にもわかりやすかったです。また、全然搔いている感がない割にはスイスイ進んでいきます(そのぶんkudopapaさんが漕いでいたのかも...汗)

 

10分ほど漕ぎ、釣り場が近くなったところでアッキー夫妻さんのカヤックに連結させてもらいます。写真は100均防水パックの上から撮ったので霞んでいます。

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こうすることで、アッキー夫妻さんのほうがアンカーを入れると、こちらのほうは何もせずに船が固定できます。移動するときもお二人の強力な推進力に頼れます笑 

頼るはベテランです・・・ありがとうございました(^_^;

 

とりあえず船を止めてからまずはカヤックの縁にスカリ、ランディングネット、竿などを落とさないようにヒモで固定。それから釣りを開始します。事前に色々説明を受けたおかげで、持ち物的には我ながら過不足無く対応できたと自己満足。

 

釣りを開始できたのは8:30くらい。例年だとこの時期はイシガレイを主体にマガレイ、ギス等が釣れるとのこと。イシガレイはかなりの大型も期待出来るらしい。

煮付け用のカレイはまだ在庫があるので、狙いは刺身サイズの大型のイシガレイ。今回の目標は40cm以上です。それ以下はいりません!

餌は塩イソメとニシン細切り、仕掛けは10号ナス型オモリにカレイ針のテキサス。

 

ファーストヒットはアッキー奥様、このメンツで来るといつも1番に掛けるらしい。

釣れたのは良型のマガレイ。

お次はkudopapaさん・・・でしたが、15cmくらいのちっこいギス...汗

続いて私も・・・同じようなちっこいギスを釣ります...汗

 

ギスにしても随分しょぼいなーと愚痴っていると

すぐ来ました・・・私に。

グイグイと竿先が突っ込むので今度はギスじゃなさそう

マガレイ(推定30cmオーバー) 

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カヤックフイッシングは魚を置く場所が無いので写真が撮りにくいです。しかも防水パックの上からになるので画質が悪く、ほとんど撮りませんでした。

 

その後、kudopapaさんも良型カレイを釣り(何のカレイとか覚えてないです笑)、アッキー奥様も引き続き好調、アッキー旦那さんがやや苦戦気味でしたがこちらもまもなく釣り、開始からわずかで全員安打となり一安心。

 

餌は安定のイソメスタートでしたが、マガレイの良型を釣り余裕が出きたところで、ニシンも相掛けしてやると更にアタリが出やすくなりました。

しかも来ればデカい! このマガレイはたぶん35cmオーバー 

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ニシン餌にしたらギスばかり来るのでは?という予想もしていましたが、思いのほかギスは来ず、マガレイが喰ってくる感じでした。

(ただ、kudopapaさんだけはギス率高しで、ニシン餌で鍋コワシサイズのデカギスを釣っていました(ギスってこんなに大きくなるの?と大笑い)

アッキー夫妻さんにも事前にニシン餌を渡していましたが、使ってみたら餌持ちも喰いも良いと気に入ってもらえたようでした。

 

ただ、好調に釣れていても数匹釣れるとアタリがパッタリ止まります。

何匹かが居着いていて、それを釣ったら終わりみたいな感じです。

 

小移動して2カ所目。

1カ所目からさほど離れていませんが、ここに来てからはイシガレイがメインになります。

まずは本日初のイシガレイをゲット

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30cmくらいだったと思います。イシガレイ自体初めて釣りましたが、もう少しサイズが欲しいです・・・

しかし、その次、その次と立て続けに40オーバーのイシガレイが釣れ、あっさり本日の目標を達成します。竿先が突っ込んだまま糸が巻けなくなるくらい引くイシガレイ、かなり楽しめました(写真撮れず)

ただ、私は全然気付いていなかったのですが、魚とファイトしている最中カヤックが傾いてしまうらしく、kudopapaさんは反対側に体重をかけてバランスを保持してくれていたようです。知らずに助けられていたようですね...汗

 

あと、気になったのは、カヤック2隻が縦に並んでいてどちらも前席(アッキー奥様と私)に良く魚が掛かったこと。

前席のほうが釣れるんですか?とkudopapaさんに聞くと「どっちも変わんないと思いますよ」とのことでした。引きが強い?んでしょうか。笑

 

で、2カ所目も釣れなくなり3カ所目へ移動

ここでのファーストヒットは私。全く来そうもない雰囲気からいきなり来ました。

最初わりと簡単に浮いてきたのでたいした魚じゃないなと思っていたのですが、途中から急に重くなり、間違い無く今日イチサイズと確信。

イシガレイ推定50オーバーでした。(写真無し)

カヤックは魚を置くところが無く、ネットに入れたままならかろうじで写真は撮れるのですが、ぜんぜん映え無いので写真をとるのをやめました。

続いて来るかと期待して皆さん頑張りますが、この場所は私のこの1尾で終わり。サイズがデカかったのでこのカレイ1尾がこの場所を独占していたのかもしれませんね笑

 

時間は11時、あっという間に3時間くらい経ってます。沖がホタテの養殖地帯になっているので作業船が通ると、その波が岸の方に押し寄せて来ます。

カヤックは船体が細いのでウネリが来ても比較的上下には動かないそうですが、それでも何回かフラれるので軽く酔いけを感じてきました(釣りを続けられないほどでは無いですが・・・もともと船は苦手)

 

時間が長くなるとトイレ等もありますから、あと1カ所動いて終わりにしますか?という感じで4カ所目へ。

最後は全くアタリが来ず、場所だけじゃなく時間的にも悪いのかなーとやっていると、私とkudopapaが立て続けに根掛かり。ふと見るとアッキー奥様も根掛かりで奮戦中の模様。汗 

ここはダメだねー・・・っていうよりもう止めますかーとkudopapaさん

撤収の声がけはいつもベストタイミングです。

一同、丁度良い頃合いだねと、撤収することに。

 

最後の難関は・・・上陸

先にベテランのアッキー夫妻が上陸し、我らのカヤックを誘導してくれます。そのとおりのルートに入り、カヤックの半分が上陸、

「けんたなさん先に降りて下さい!」

「わかりましたー」

あれっ???足が抜けません!!!

序盤にセッティング完璧と自己満足していたスカリ、ランディングネット、竿を結んだヒモが足に絡まっています。更にそのヒモに釣り針が刺さりゴタゴタに。

アッキー夫妻、口を揃えて

あー、これダメなやつ、死ぬパターンだね...笑

笑いながら言ってますが、同じ事を足の届かないところでやったら本当にジ・エンドだと思いました...汗

そして、続いて降りようとしたkudopapaさん(ベテランのはずですが・・・)こちらも何やら紐やら釣り針が足に絡まって、私と同じ状況に...汗 

アッキー夫妻さん、

あー、kudopapaも死ぬパターンだね!笑

 

最後の最後にオチがありましたが、転覆もなく、楽しいままに初カヤック体験を終了することが出来ました。

アッキー夫妻さんも、ずっと後方で釣りさせていただいていましたが、奥様が魚を掛けると「バラせ、バラせ」と言いながらタモ入れする旦那さん、夫婦漫才のようで非常に楽しいご夫婦でした。

どこへ行っても釣り場が混雑している昨今、土日でも最高のポイントでのんびりやれる。これが私にとってカヤックフイッシングの最大の魅力でしょうか

でも自分でカヤックを持ってやってみたいかと問われたら気持は複雑。楽しいんですが「にわか」でやるには危険すぎるということですね。

周りの状況を常に観察しトラブルが起きてもパニクらずに対処できる器、将来的には最初から最後まで自分一人でやりきる自信が持てない人はやるべきでないと感じました。

準備や管理もなかなか大変ですし、カヤックが好きなことが前提で、釣り好きの延長だけでは出来ないと思いました。

 

都合の良い話ですが、私的には条件の良い日だけ、たまに誘って頂けるくらいが丁度良いです(怒られるかな?)

 

本日の釣果 私とkudopapaさんをあわせた釣果です。

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私は自分の釣ったデカイシガレイとマガレイの2枚だけ頂き、ほかはkudopapaさんに引き取って貰いました。

 

気になる計測結果ですが・・・

デカイシガレイの全長は52cmもありました\(^o^)/

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ちなみに下のマガレイは自分の釣ったなかで最大のやつですが41cm

マガレイ最大はkudopapaさんが釣った46cmでした。デカ(゚Д゚)

 

釣果は当日のうちに捌いて「カレイ御膳」に

メニューはイシガレイ刺身・マガレイ刺身、マガレイ子の煮付け、マガレイハラス&皮の唐揚げ

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刺身のウマさは イシガレイ < マガレイ ですね。

イシガレイはやや水分多めで透明感が少なく、旨味も少なめな感じがしました。

柵1つだけ刺身にし、あとは昆布茶で「昆布締め」に回しました。

 

いやいや本日は初めてにして大満足の釣行でした。

ブログやってkudopapaさんに会っていなければ、カヤックの上で自分が釣りをしているなんて絶対にありえないことで、そう思うと、人との出会いって凄いものだなとつくづく感じます。

kudopapaさん、また機会ありましたら宜しくお願いいたします。

  

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