けんたなです
泳がせ釣りでは「餌の確保」に難儀するということが良くあります。
10/7の泳がせカンパチ戦では、とりあえず小アジが確保出来たことは良かったのですが、アジのサイズが大きくなりすぎてカンパチの食い込みが悪い傾向がみられました。
釣ったカンパチの胃内要物を見てみると・・・
このカンパチは39cm、スケールから推測すると胃内要物のサイズは約8~10cm前後。
狙うカンパチの全長の1/4~1/5分のサイズのベイトが捕食されていました。
これに近い大きさのベイトを使えば恐らくヒット率を向上できると考えられますが、この大きさのカレイやメゴチを採取することは恐らく容易でないはず(極小バリにイソメなどで案外出来るのかもしれませんが・・・)。
ということで、確保しやすいベイトは無いだろうか?と考えていました。
候補にあがったのは「ガヤ」と「ウグイ」の2魚種
ただどちらの魚種も苫小牧近辺でポンポン釣れるような場所を知りません。
よって、これらの魚種を活き餌として使用する場合には札幌近郊で採取して、蓄養をかけつつ輸送するということになります。
丈夫さとしてはどちらもマズマズかと思いますが、ガヤを釣るためには最低限海に行かなければならないので距離的に遠い。更に海水魚は水の交換など管理が大変そう。
その点、ウグイは最短で豊平川でも釣れますし、淡水魚なので水道水で水を交換出来ます。
以上の検討からとりあえず、
新餌開発は「ウグイ」で実行することにしましたw
(ウグイは本州で「ギンペイ」と称した活き餌で実際に販売されているらしい)
天気が良いのでまずは散歩がてら近場の豊平川へ偵察に。
ミュンヘン大橋のちょっと上の方に河川敷に駐車出来る公園的な広場があるのでそのあたりを探索します。
ウグイが好むドンヨリとした深みが少ないです💧
死んだサケも見受けられました。
ぱっと見、ウグイの魚影が見えず、大量採取はかなり困難と踏みました。
竿は出さず、思い切って茨戸方面まで行ってみることに・・・
ここは6月末頃に「コイ狙い」で入ったことがあるポイントです。
その時はコイは全然釣れませんでしたが小さいウグイはわんさか居ました。
ヒシモがビッシリ生えて水深も50cm以上はあったハズですが・・・随分と減水してヒシモも全く無くなっていました。これが季節的な変化なのか、環境異変なのか、初めてなので良くわかりませんが、とりあえずウグイの姿がみられません。
少しずれて創成川のほうが水深があり(1mくらい?)、ここもウグイの姿は見えませんが、そっちにずれて釣りをしてみます。
餌はウドンを細かく切ったもの、白さし、アミ姫を準備してみました。
アミ姫は最終兵器として取っておき、とりあえずはチカサビキ5本針2号にウドンと白さしを交互につけて期待の第一投。
しかしながら、全く魚信なし・・・💧
6月に来た時にはうるさいぐらい大量に居たのに~
やむを得ずコマセカゴを付け、最終兵器のアミ姫を投入(最終兵器なのに早すぎw)
すると・・・
一撃で3尾掛りました...笑
どっから沸いてきたの?というくらい一瞬で来ました。恐るべしコマセの威力
サイズは10cm弱ぐらいの、望ましいサイズ。
一度寄ってきたら早い
10分経過
30分経過
この時点で既に50尾くらいになってます。
どうせなら「大量蓄養試験」をしてみたほうが今後の役に立つだろう・・・
と思い、今日の目標を100尾にしました。
ウグイといえども流石に一カ所で釣りすぎると居なくなるようで、50尾を過ぎたあたりからややペースが落ちます。そして
1:30経過
あと5尾くらいで100達成。
水も大分汚れてきましたがもう少し頑張ろう・・・と思っていたら急にポンプの音が弱々しくなり・・・
エアーが止まってしまいました。
電池が切れた?この後に及んでゲゲ~って感じです💧
どうせ止まるならもっと早くに止まればやりようもあったのに・・・
しかも換えの電池を持っていないと来た!
この密度で、酸素が供給できなくなったら全滅は時間の問題
一刻の猶予も許されません!
慌てて新鮮な水を追加し、釣り具を片付けて速攻で車に戻り、電池を買うためにコンビニを目指します。
コンビニには10分少々で到着、もう1~2尾がひっくり返り腹を見せていますが、何とか間に合った・・・慌てて電池を入れ替えますが・・・
電池変えてもポンプが動かない💧
なんということでしょう!
先日海水にポンプを海水ドボンした後遺症が、このタイミングで出てしまったようです😱
時間的にもう手遅れとなる可能性大ですが、こうなったら即席で安い電池式ポンプを買うしか無い!次はホーマックを目指します。
5分後にホーマック着
本当はもっと安くて良いポンプがあるハズでしたが、ここではこれしか置いていませんでした・・・しかし、背に腹は代えられないと言うことで購入(出費は電池とあわせ1700円、トホホ)
何とか一命を取り留め、9割は生きていそう・・・
今度こそは安堵😌
家に戻りました
汚れとヌルでもう中身が見えませんw
流石に4尾ほど死んでましたが、なんとかなりました。
とりあえず水替えをしたいと思います。
水道の水には塩素が含まれているので、生き物を飼育する身としては本当はハイポなどの「カルキ抜き」を入れてやるのが常識ですが、これは釣り餌の開発試験。
今回はあえてそんなことはしない。
水道水をそのままブチ混んでもウグイは耐えられるのか?
ということも検証項目のひとつです。
水を入れ替えて、とりあえず綺麗になりました(*^_^*)
恐らく90尾は居ると思います。水の量は10リッターにしました。
とりあえずエアーを弛めに焚いてベランダに放置しました。
考えられる一番過酷な条件だと思います。
明日の朝、どのくらい汚れているのか?もしくは生きているのか?
結果が出るのを待ちたいと思います。
ちなみにお亡くなりになったウグイ様を測定しました。
概ねアベレージサイズですが、苫小牧カンパチを狙う餌としてはかなり理想的な大きさ。
明日からちょっと荒れるみたいなんで、活かしておいて、試せるとしたら来週の火曜日以降になりそうです。
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