けんたなです
ここ最近2~3日に1度のペースでサケ釣りに行っていたせいか、今日は明らかに疲れがたまっている実感があったので一日中家から出ずマッタリしておりました。
サケ釣りは他の釣りに比べて格段に疲れます。
まず朝が早い。魚が釣れ出す時間にあわせるのではなくて人が混むからより早く出掛けなければまともな釣りが出来ません。毎日だと慣れるという人も居ますが、私は早起きが積み重なるとジワジワ疲労が蓄積されるタイプのようです。
あと私はフカセ釣りをしていますが、ウキが沈むのを見たくてやっているようなものなのでほとんどウキから目を離しません。釣果が芳しくなく一日中やったりすると目がチカチカして涙が止まらなくなったり、肩が凝ってきたりします...汗
恐らく瞬きの回数が減っていてドライアイみたいな状態になっているのではと思われます。あと同じ体勢でウキを凝視しているので無意識に上半身がこわばり肩も凝ります。
スマホ首ならぬフカセ首笑
更に追い打ちをかけるのが釣り場の環境。朝は気温が低く昼は日照りと寒暖差がかなりあります。風が強いと目も余計に乾きやすくなります。冷たい雨が振り肌寒い日は無意識に体がこわばり知らずに体力を消耗しています。
やっている最中は夢中で、好きだから認めたくない部分もありますが、あとからグッタリというケースは結構ありますね。
著名人でもキチのつくほどの釣り人で短命だった人は結構多い気がします。開高健(58歳)、西山徹(46歳)、畑山徹(63歳)等・・・。
ギラギラして普通の人以上に長生きしそうな著名人もいっぱいいますが笑
少し昔の話ですが、私はオホーツクの枝幸町に住んでいたことがあり、それなりに著名だった釣りキチブロガー(ご存じの方も多いはず)がおられ、サケ釣りシーズンになると良く釣り場でお見かけしていました。
ところが、ある日から突然釣り場で見かけなくなり、ブログも更新してないのでどうしたのかな?と思っていたら、釣りの最中に倒れてそのまま亡くなられたと何かの掲示板で知りました。
直接の知り合いではありませんでしたが、かなりの衝撃でした。というのも私も似たような年代(当時40代)でしたし、彼と変わらないくらいのペースで釣り場に足を運んでいたので・・・自分もいつこうなっても不思議ではないと感じたからです。
それからしばらくはテンションも下がりサケ釣りの回数が減った記憶があります。
今はまたほとぼり冷めて行きたいように行っていますけど、逆に体力が無さすぎて無理する前に休んじゃってる感が否めないです...汗
とりとめのない記事になってしまいましたが、簡単にまとめると
サケ釣りは案外体に堪えます
ちょっと前までサケ釣りは「手元が明るくなるくらいから」なんて言っていたものですが、過酷な場所争奪戦に開始時間の早まりは留まるところを知らず、最近は一等地でやりたい人は前日の夜から釣り始めるスタイルが当たり前になってきているようです(無人で場所取りするのに比べたら人として正しいとの好感は持てますが)。
あなたの健康を害する恐れがあります
普段寝ている時間に、押し寄せる波のなか、明け方まで、状況によっては明け方以降も立ちっぱなしでロッドを振り続ける訳ですから相当な消耗だと思います。
もし、そこまでしなきゃサケが絶対釣れない時代になってしまったら、私はもうサケ釣りから引退するしかないと思います。
また、争奪戦の激化は体力的なものだけでなく、行きすぎると釣り場の存続にもかかわってくる問題だと思うので、これ以上エスカレートしないように祈るばかりです。
今回は、内容がやや年寄りくさくなってしまいました。
残り少ないシーズン健康に気をつけて楽しいシャケライフを送りましょう。
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