けんたなです
3月は石狩のニシン、小樽のクロガシラを満喫し、これから釣りたい魚はマガレイ、サクラマス。
しかしながら、最近マガレイやサクラマスの頼りが聞かれる西積丹エリアは私の苦手とするところでほとんど釣り場を知りません。
どの辺が釣り場なのか?釣り場のキャパシティーはどの程度なのか?どこに車が停められるのか?安全にアプローチ出来るのか?などわからないことだらけ。
特に昨今はどこに行っても人が多く、釣り場を数多く知らないと対応できない場面も多いです。保険となる釣り場も沢山知っているに越したことはありません。
釣り場を覚えるにはわかっている人に聞くのが確実で手っ取り早い方法ですが、そういう友人もいませんので自力でのエリア開拓を目指すことにしました。
とりあえず、知りたいエリアのグーグルマップをコピペして、A4サイズ一枚ごとにブロック分けして潰していく作戦です。
今回はとりあえず探索エリアを神恵内~尻別川河口までにしてみたら、24エリアになりました。汗 まあ、全てを見る訳では無いですが・・・
探索ですが、新たな釣り場を開拓するのであれば、あえて混んでいる週末に行くのもありかなと思い、今回は凪ぎも良い土曜日(3/27)に行くことに。
もちろん、探索だけで帰るのはもったいないので、サクラマス、マガレイなどの「試し釣り」も含みます。笑
とりあえず、朝マズメは精神川河口付近でサクラを狙い、そこから神恵内あたりまで北上していく計画で出発しました。
AM5:00
精神川河口海岸 とりあえず試し釣りから...笑
事前調べのとおり釣り場のキャパは広かったです。心配な駐車スペースも十分な広さで、場所を選ばなければ混んで入れないということは少ないのかなと思いました。
でも暗いうちからこのとおりの混みようです。汗
隣入って大丈夫ですか?って一言は必要そうですが、何カ所か入れそうな場所はある感じですね。
17:10 釣り開始です。
・・・と開始から2投目で・・・
いきなりPE高切れ...汗
サクラ用に1.2号PEに新調したのですが、コシが弱いせいかいつもの感じで振っていたらガイドに絡んでたらしく、そのまま振り切ってジ・エンドでした。
500円のジグをロストし、組み直しに15分ほど要してやっと再開。
組み直している最中・・・誰にも釣れず。
再開から更に1時間以上・・・誰にも釣れず。
時間は6:40、サクラマスはマズメがアツイらしいので恐らくもう良い時間には到達しているはず。
粘ればまだチャンスはあると思いますが、釣れるならもう誰か釣っているはずと思い、今日は「ダメな日」と決めつけて終了です。
帰り際の状況。尻別寄りのほうもズラーッと並んでいました。サクラの人気はもうすでにサケ並みです。この効率の悪い釣りにこれだけの人が集まることに少し違和感を感じるのは私だけでしょうか?
最低誰かが釣れているところは見れると期待していたのでちょっと残念でした。
更に北上、入りたいポイントが2つほどあったのですが、どちらも人が多く断念。ただ今日は凪ぎで潮引きなのでウエーダーがあれば平盤づたいで磯に出れるポイントがいくつかありました。
少し沖まで歩き良さげな磯に乗ります。9:00
ここは来ると思ったんですけどね~
1時間打って一切の生体反応無し。
磯に乗ったときが最干潮くらいの時間だったので潮が満ちるまでにはまだ余裕があるとは思いますが、初めての釣り場ですし、そろそろ撤収かな~
ですが、この良い磯で空戻りというのも勿体ないと思い、タックルボックスにたまたま1個だけ入っていたブラーに結び変え(^_^;)
釣れない釣りにすぐシビレを切らす人にサクラマスは難しいかも・・・と常々思う。笑
餌は車に置いてきてしまったので岩に生えていたカラス貝をつぶして付けました。笑
底質が砂なのか根なのかもわからないですが、ズルズル引くと1投目からアタリ
結構突っ込んだのでひょっとしてクロガシラ?と思ったら
アブラコ34cm
今日初めて魚の引きを味わえました。サクラ一本勝負の孤高の釣り人にはなれそうもありませんが、「逃げ」と言われても釣れたもん勝ち、楽しんだもん勝ちと思います。
そしてこのアブラコ、全長10cmくらいの小さなタコを吐き出しました。
今度はその吐き出したタコを付けてキャストするとまたアブラコがヒット!
先ほどのより1周り小さかったので写真は撮らずリリース。
なんだかんだ2キャスト2ヒット!
この磯に渡れるのは凪の潮引き限定だし、渡る人が居てもサクラ狙いが多いから、アブラコがウジャウジャ残って居るのかもと思いました。
これはまだまだ釣れるな・・・よし、今日はアブラコ祭りに変更だ!
と思った途端、3投目でガッチリ根掛かり...汗
ショックリーダーからナケナシのブラーをロストです(>_<)
もうブラーは無し。ワームも車に置いてきた。仕方なく陸に戻ります。
でも、もう一度磯に戻れば絶対釣れるはず!
アブラコの魅力に負け、ワームを持ってもう一度磯に戻りました。笑
しかし、戻ってからと言うもの
ほぼワンキャスト・ワン根掛かり...汗 そしてアブラコの反応も無し。
どうやら最初の2匹は根掛かり必至の激ムズ場所で奇跡的にヒットした魚だったようです。結局アブラコには会えず、30分ほどで心折れ撤収。
場所を変え、さらに北上を続けます。
とある港に立ち寄ると
見る人が見れば一瞬でわかる港の白濁!
これは明らかにニシンの群来!
その白いなかで釣りをしている人多数ですが、釣れているのは「ホッケ」
しかしながら、皆さんニシンを狙っているような感じも無く和やかにやってます。
もしかすると、ここでやってる人達は、群来を知らないのかもしれない。汗
とりあえずサビキ仕掛けを速攻で用意し、白濁のなかに投げます。結構な白濁なのですぐ来ることを期待しましたが、意外にも来ず、底に沈めると根掛かりが激しい・・・
残党くらいは居ると思いますが、もう本体ここに在らずか?
港内を観察すると沖側に投げて居る人が結構釣ってます。ちょい場所移動。
オモリを着底させ・・・糸を張るともう掛ってます!
ワンキャスト・ワンヒットどころか、ワンキャスト・スリーヒットくらいで針数食ってくる感じで、魚影はかなり濃く、石狩花畔の群来時より明らかにイージー。
サイズもデカく35cm前後がアベレージです。
魚の写真撮りたかったですが、こんな時に限って携帯電話を車に置いてきました(^_^;)
途中から推定35cm以下をリリースするという贅沢な展開を楽しみながら、2時間ほど入れ食いを楽しませてもらいました。
釣っている写真なくて残念ですが、25リッターのクーラーがパンパン
クーラーの下に雪を敷きましたが、これでは上の方が全然冷えません。
このままだと魚が悪くなってしまいそうです。
今回は神恵内付近まで北上の予定でしたが、気温も高いし予想外の釣果に北上は中止しました。14:00撤収。
途中、路肩に車を停めて入れ物を2つに分け、綺麗な雪を詰めて保冷。
これでバッチリ。安心して帰れます。
本日の釣果
大漁です。ちょっと釣りすぎて捌くのが大変でした。
色々調理して食べるほか、今年は秋のサケ釣りの餌にも少し使ってみたいと思います。
捌いた魚からわかったこと。
・ニシンはほぼ全て産卵後の個体でした。また、小さな卵巣や精巣が新たに形成され始めていることから産卵後しばらく経過している魚だと思われます。私の考えですが今回は港内で群来たニシンと釣れたニシンは別だと思います。
・一方、白濁場所ではホッケが釣れましたが、どの個体も腹がパンパンだったのでニシンの卵をたらふく食べているかと思いきや、胃の中は「オキアミ」で一杯でした。
オキアミは釣り人が撒いたものという可能性もありますが、浜に大量に打ち揚がっているのを見たという人も居たので、天然発生の可能性が高いです。
ということで、今回のニシンやホッケは群来があったからというよりは、オキアミの大発生に伴い、港内に入ってきたのではと推測します。
魚の処理は・・・ニシンは卵がなかったので前回よりは楽でしたがアブラコ、ホッケ含めてそれぞれ何種類かに下処理したのでかなり大変でした。
早くブログを仕上げようと思いつつ疲れ果てて寝てしまい翌日のアップです。
今日はゆっくり休みます。
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