けんたなです
2/11(土)
嫌になるほどの大寒波が休みなく続いてきた今年の冬
そのなかで今日は稀に見る穏やかな天候となりました。
こうなると気になってくるのが「ニシンの群来」
近年では例年2月10日前後に必ずと言って良いほど一発目があります。
3年ほど前から群来の虜(笑)になっているkudopapaさんに、今週末あたり出撃しないんですか?とわざとらしく尋ねてみると・・・
小樽~余市方面でも見に行こうと思ってます・・・と期待通りの回答(笑)
じゃあ私もお供させてもらって良いですか?・・・ということで群来偵察が決定です。
本日はkudopapaさんの車に同乗させてもらい偵察に向かいました。
時間はゆっくりで10:00頃に札幌を出発。
道中の天候はすこぶる穏やかで、今日は絶対どこかで群来があるはず・・・とワクワクが高まります。
唯一不安要素かなと思うのは、今年の大型ニシンの資源量
ニシンは大型(高齢魚)ほど成熟が早く、大きい個体から順に群来ていくため、2月に群来があるかどうかに「大型魚の資源量」が関係してくると思われるからです。
あくまで釣り人の感覚ですが、小樽あたりで12月に釣れていた魚を見ると20cm前後が多く、大型魚が釣れた話をあまり聞かなかったので、近年のなかでは大型魚が少ないのかなと感じています。
さて、偵察の方ですが
小樽~古平あたりまで、実績ポイントを順にチェックしていく形で行きました。
11:00 最初は小樽のM周辺から
何がしかが釣れてると駐車場にも入れなくなる人気ポイントですが、今日はまだ止めるところも残っており、殺気立っている雰囲気もありません。
投げ釣りの人が多かったようです。次行きます(笑)
群来を求めてさまよう釣り人はだいたい同じルートを辿ると思うのですが、過去に実績のあるT海岸やs漁港などをチェック、釣り人はポチポチ確認出来ましたが白濁は確認できず。
次は一気に余市方面へ。
車中から見え、群来確率が高いモイレ岬~余市漁港間も特に異常みられず。
昨年2月に群来た漁港も異常なし(ジギンガーらしき釣り人は居ましたが)
ここまでの実績ポイントで何も無いと、今日は無いのか~という感じですね💧
(仕方ないので)ホッケ狙いにしますか~と。
ホッケ狙いなら余市が良いかなと思いましたが混んでいたので、もう少しあずましく出来そうな古平へ向かいます。
13:20 内港のポイントなのであまり釣れそうな気がしませんが・・・
ただ一昨年の今頃にも余市であぶれてここに来て、今日と同じように釣れる気がしない状況からコマセで寄せて爆釣したことがあるので、やってみなけりゃわからない。
しかし、開始間もなくウキを消し込んだのは・・・
ガヤさま(*´Д`)
経験上、ガヤが頻繁に来るときにホッケが釣れた試しが無い。
一昨年の「突如の爆釣劇」の時も、ホッケが寄るまでガヤは釣れなかった。
ガヤが釣れるということは沖側に敵となる大型魚の回遊が無いということで
むしろ、何も釣れない時よりタチが悪い(-_-;)
場所変えますか~などと話していると
kudopapaさんにカヤック仲間のM.カトーさんから電話が入りました。
今日マダラ釣れたから持っていきます~ とのことだそう。
でも、今けんたなさんと古平に釣りに来ていまして・・・とkudopapaさんが言うと
「釣りを終えてすぐ近くに居るので直接現地に持っていきます」とM.カトーさん(笑)
今日はほどほどの釣果だったようで、本来ならkudopapaさんの分しかなかったようなのですが・・・
一緒に居るのに渡さない訳にはいかない・・・という律儀なはからいで、
本当はもっと大事な誰かのところに行くはずだった貴重なマダラを私も一本頂けることになりました❤
大変ありがとうございました。
そして、普段はカヤック上でしかジグを振らないM.カトーさん
せっかく港来たからちょっと振ってみるわ・・・と、初めて見る陸でのジグ捌き(陸からのジグは忘れるくらい何年振りだそう💧)。
M.カトーさんのジグ操作は自己流だそうですが、一昨年カヤックに同行させて頂いた時も見せて頂きましたけど、まあ釣れそうな動かし方しますね(実際釣れる)。
kudopapaさんも私から見ればかなり上手だと思いますが、そうなったもともとはM.カトーさんと同行したときに腕の差を実感したのがキッカケだったそうで、その後研究・練習してレベルアップできたということです。
そんなM.カトーさん、ササッとタックルを準備すると、軽快な足取りで堤防を移動、それらしいポイントにポンポンと数投して5分もたたず戻ってきた💧
何も反応無いから帰ります(笑)
名人は見切りも早い(笑)
実際そのあとkudopapaさんと私も投げてみましたがやっぱりダメでした(笑)
この状況なら余市のほうが期待できるかもしれませんね~
ということで引き返すことに。
向かう道中、
まさか、この天候でどこにも群来が無いなんて思いませんでしたよ~なんて話しながら、いちおうSNSで群来情報をサーチしてみると古平のセタカムイで群来ったと。
立ち寄ってみると・・・
おお、本当に群来ってる(14:00過ぎ写真撮影)
でも釣り人も何故か1人しか居ませんし、釣れるかどうかは微妙だな~と思いました。
というのも昨年に小樽某所でこのくらいの白濁を見つけて、もらった!と思ってやってみたら全然ダメだったという経験があるので。
白濁だけ残っていて産卵したニシンはもうここにあらずというパターンですね。
いちおう残党が居るかも・・・と期待して竿を出しましたが、案の定全く。
帰り際にも数名のチャレンジャーとすれ違いましたが、多分ダメだったでしょう(;^_^A
漁港など閉鎖的な地形では産卵後もしばらく港内を回遊するケースがありますが、こういうサーフ的なところは、産卵しているニシンが目視出来るくらいのタイミングで入れないとなかなか釣るのは難しいようです。
産み付けられた卵を狙って集まるであろうホッケも未着で、今日は「白濁がみれただけ」で終わりでしたが、おかげで一足早い春を感じることが出来ました(*'▽')
15分ほどで見切り、その後はホッケ狙いで余市の人気ポイントへ
土曜日なので混雑していましたが、先ほどより時間が経過して少しまばらになったので、入ることが出来ました。ただ、見た感じあまり釣れている雰囲気は無いです。
15:30 空爆してみますが、しょっぱなから「ガヤのぼり」の洗礼
これはダメな日ですね・・・( ̄▽ ̄)
この「ガヤのぼり」で私は一気にヤル気を無くし、ルアーロッドでキャスティングしてのチョンチョンカレイ(餌イソメ)に変更。
こちらも反応は芳しくありませんが、3投目ぐらいで本日初の魚信があり、アワセてみると明らかにガヤでは無い魚が乗りました\(^o^)/
砂カレイか川ガレイだろうと思って巻き上げてみるとホッケ
(ハリを飲まれて血だらけになったので写真とらず)
チョンチョンで釣れるのはだいたいカレイかカジカでホッケは予想外。
浮いて回遊するほど居ないけど底の方には単発的に居るのかもしれません。
16:00 続けてやっていたら今度は砂ガレイ
今年初カレイ。久々のカレイのアタリ、引きは楽しかったです。
投げ釣りでも貧果のなか、この単時間に2匹は我ながら優秀な結果。
今時期だと単発が多いですが、マガレイ時期でいい日にあたると連荘で釣れるのでシーズンが待ち遠しいです。
本日の釣果 マダラは頂き物、ホッケ1、砂ガレイ1
何と言っても、陸からはまず釣れることが無いマダラが嬉しい(笑)
特に釣りたてのマダラはスーパーなどで購入するマダラとは別物です。
早速潮汁にして頂きました(臭みゼロ、ホクホク感MAXで激ウマ~)
M.カトーさん、kudopapaさん、今日は大変ありがとうございました。
ではでは
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