早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

私がやっている釣りの紹介その1(鮭釣り)

釣りは私の趣味のなかでも大きなウエイトを占めます。色々なジャンルがありますが、退職するまで道内各地を転勤していたこと等もあり、いろいろハマりました。

これから、私がやっている釣りについて、どうしてその釣りに惹かれたか?といった視点から連載で紹介していきたいと思います。

記念すべき第1弾は・・・

鮭釣り

今最もハマっている釣りです。

初めてのサケ釣りは平成10年頃に日本海でルアーをやったのが最初で、1尾目はさしたる苦労もせず釣れました。

しかし、そのファイトは「茶色くて重いものがその場でウネウネしているだけ」で、

何じゃコレ?みたいな感じでした 汗

 

当時の私はフライで川のニジマスとかを釣っていたので、それに比べるとサケの引きは鈍重に感じました。

またルアーなのに餌を付ける矛盾感、釣り場がいつも目の色変わった人達で混雑している実態に嫌気がさして、一時この釣りからは身を引いていました。

 

しかし、仕事の関係で平成26年からオホーツクに住み、田舎でやることも無く、15年ぶりに鮭釣り場に足を運びました。

するとウキルアーオンリーだったサケ釣りは、半分以上の人が「ウキ釣り」で狙うようになっていました。

 

こんなので釣れるのか?と思いながら見ていると、餌を食わないはずの鮭が、ガッチリ針をくわえて揚がっています。これは面白そう!と思いました。

見よう見まねでタックルを用意して釣りに行くと、連続でウグイが釣れました。

外道とはいえ1本の針に完全に掛かってくるので、なんだか楽しい気持ちに・・・笑。

 

そしてまたウグイかな?ハイハイと思ってアワセを入れたその瞬間!

とてつもない重量感とともに海中で大きな銀色がギランギランと反転します( ゚Д゚)

もしかして!これは鮭?

と思った瞬間、そいつはもの凄い勢いで走り出しました。

ドラグが一気に出て遙か対岸まで持っていかれます。

ラインはナイロン4号と脆弱でしたが、一等地で無かったため幸い他に釣り人はおらず存分に走らせてタモ入れに成功。オホーツクの初鮭をゲットできました。

そのファイトはかつて日本海で釣った時のウネウネとは別格で

サケもこれだけファイトするなら面白いな~と認識を新たにしました。

 

こうしてオホーツク鮭の洗礼を受けた私ですが、何より驚いたのは

「岸寄りした鮭は基本的に餌を食わない」という常識が覆されたことでした。

 

ルアーでやっていた頃は餌を付けずにやっていたのですが、餌を付けた人との明らかな釣果の差は感じられず、結局鮭はルアーの色や動きに反応して釣れるものと思っていました。

 

しかし、浮き釣りがメインになるとどう考えても餌に食ってきたとしか思えない釣れ方をします。

針を飲み込まれることも結構あり、腹を割いたら紅イカやカツオの切り身が出てくることもありました・・・。タコベイト無しの素バリに餌だけでも釣れます。

 

謎深き生態に加え、あのファイト。

かつてのイメージも完全にぶち壊され、再びサケ釣りの泥沼にハマることに。笑

 

鮭釣りの魅力

イクラが食べたいとか、引きが強いとかが一般的に言われますが、私は浮き釣りならではのプロセスとか、独特の空気感に魅力を感じています。

 

まず反応があるまでの釣り場の静寂。

それほど遠投もせず目の前のポイントに浮きをボチョンと投げて待っているだけ。

 

次に浮きの動き。

雑魚のようにビクビクせず、静かに沈むように入る。

大きく沈む訳でも無いが再び浮いてくることもない(笑)。

 

そのアタリは何とも可愛いらしく、その先に70cmを超える巨大魚が付いているとはとても思えない。

しかし、馴れてくると、このアタリは間違いなく鮭!と確信出来るようになります。

 

静寂の中、たるんだ糸を巻き取りせーのでアワセる!

グン!!

ヨッシャ来た!

ロッドがあり得ない位置から弧を描きます。この瞬間のギャップこそが至福!笑

掛けてからのファイトより、掛けるまでのプロセスに魅了されています。

 

鮭釣りについてはまだまだ書きたいこといっぱいですが、とりあえず今回はこの程度にしておきます。

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