けんたなです
日本海の水温が再び上昇、サケ来遊はどうなる?
なーんて、新聞記事みたいな格好の良いタイトルを付けてみましたが、これから書くことはたいして学術的な知識も無いイチ釣り人のたわごとですので話し半分でお付き合いください。笑
なお、水温情報は札幌管区気象台のホームページのこちらでチェックしています。
※参考資料:沿岸域の海面水温情報(北海道)https://www.jmanet.go.jp/sapporo/kaiyou/engan/engan.html
全道各地の平年比、前年比がわかりやすく見れるので重宝しています。
さて、今回確認した後志北部沿岸の水温(8/31現在)がこちら。
8/15に21.0℃にまで下がった水温が、8/30に23.7℃(+2.7℃)に上昇しています。
ちなみに私が今期初のサケ釣行に行ったのが8/31。
この日を初釣行にしたのは「前日に雨が降り気温も下がったので新しい群れが入るキッカケになるかもしれない」ということだったのですが・・・
実際には雨が降った前日(8/30)の水温はピークの23.7℃、釣行した8/31の水温は23.3℃となっており、水温の部分ではほぼ変化がありませんでした。フグがバリバリに来ていたこともこれで頷けます...笑
このように思い込みだけで、実際のデータでは何の変化点にもなっていなかったということは意外にあります。データを見て、己の考えが実際どうだったのかを検証することで正しい知識の習得に努めたいと思います。
ちなみに昨年(2019)の日本海は私にとってあまり釣れない年でしたが、9/20を過ぎるころに主群が来たようで幾らか釣ることが出来ました。グラフでみると9月の上旬に24℃台まであがり、その後21℃台まで急降下したあたりの釣行日と一致します。
今年(2020)も同じようなパターンとすれば、少し水温のピークが早く来ていそうな雰囲気なので、2019より1週間くらい早く主群が来ることが期待されます(希望的観測多いに含む...汗)
ただ道が発表しているサケ来遊予測によれば、主漁場のオホーツク海を中心とした資源状況は2020年もここ2年と同様にキビシイ状況となりそうな感じです...汗。
日本海に関してはもともと低水準ですが、例年並みからやや上昇くらいの予測が出ているようですので今後に期待したいです。
実際のところサケが期待するポイントにいつ入ってくるのかは予測できないというのが正解かもしれませんが、あれこれ想像するのは楽しいですよね。
ただ経験上間違いなく言えるのは、
入ってくるべき時期に入ってこない年は総じてダメ
今年は水温が高いから遅れているのでは?と言ってられるのも9/20まで。10月過ぎてから群れが来て遅れを取り戻すなんてことはほぼ無いです。
群れが来るのが遅くても終わる時期は同じ
というのが現実です。結局はその年の資源の厚さなんでしょうね。回遊系の魚はだいたい同じパターンじゃないかと思います。
長期予報によると来週もまだまだ最高気温30℃台の天気が続くようです・・・次の釣行はいつにするかという感じです。
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