けんたなです。
天候がなかなか回復しないですねー
さて、本日は「ホッケ釣り(パックンカゴに合うウキの選び方)」に続く第2弾
パックンカゴに合うウキを自作する です。
長編になるので前置きは少なめに、いきなり本題に入ります笑。
■材料
※釣具屋さんで購入
・ハッポー素材(径20mm)長さ18cm16cm以上 1本
・熱収縮チューブ(サイズL) 10cm程度
・デンケミ取り付け用パイプ(径5mm)1本
※ホームセンター等で購入
・蛍光テープ 赤、黄、緑 お好みで
・ガムテープ黒
・ステンレス線0.8mm 10cm程度 1本
■工具等
定規、カッター、ラジオペンチ、ドライバー、エポキシ系接着剤、油性マーカー、ヘアードライヤー
■製作工程
①径20mm発泡を18cm16cmの長さに切る
パックンカゴを着けた浮力試験を事前に行った結果から長さを18cmにしました。だいたいですが、水面下に12cm、水面上に6cm出るような感じを想定しています。
②切った発泡の角をテーブルなどに押しつけ回して45°のテーパーをつける。
(強度アップと見栄えアップが目的。省略可)
③ステンレス線をラジオペンチで曲げてウキに取り付ける輪を作る。
こんな形です。取り付けるときは開いている部分を閉じて発泡中央に空いている穴に差し込む感じになります。
④ステンレス線を接着する
ステンレス線の直線部分にエポキシ接着剤を塗り、開いている部分を指で閉じながら発泡中央に空いている穴に差し込みます。
⑤蛍光テープを巻く
テープはいずれも幅20mm・長さ63mmでカットしました。
巻いて
更に、蛍光テープの隙間を黒のガムテープで埋めます。テープは幅3mm×長さ65mmにしました。
グッと見栄えが良くなりました。
⑥デンケミ取付用パイプを取り付ける穴を作る。
直径6mm程度の金属棒(ポンチやドライバーの柄などなんでも可)を押し込んで穴を作ります(くりぬいても良いですが深さ1cm程度なら棒を押し込むだけで作れます)。今回はこれはドリルの刃じゃない方を押しこんで深さ1cmくらいの穴をつくりました。
⑦天井部分を油性マーカーで塗りつぶす。
見栄えを良くするためです。蛍光テープに近い色(蛍光ピンク)で塗りました。
⑧熱収縮チューブを10cmの長さに切って、テープ部分に被せる
後で縮むので左右それぞれ2cmくらいはみ出す(写真参照)ように覆います。
⑨熱収縮チューブをへアドライヤーで加熱する。
適当に加熱してもわりと綺麗に圧着します。上側が余るので、余分な部分をカッターで切り落とします。
⑩天井部分にエポキシ接着剤を多めに塗り、熱収縮チューブとのつなぎ目を補強するとともに穴の中にも塗って、デンケミセット用のパイプを適当な長さで接着する。
⑪接着剤が乾いたら完成。
パックンカゴを着けて浮かせてみたら若干浮力が高すぎる感じになってしまいましたが、実際の釣りではこのほかにコマセや仕掛けの重さ、波による振れなども加わりますのでだいたい良い感じになると思います。
★全長の変更について(2021.1.244追記)
実際に仕掛けを付けて海でテストしたところ白い部分が海面から1cm以上出る状況でしたので再度自宅で浮力調整し、ウキの全長を16cmに訂正しました。
ちなみに、サケ釣り用の自立ウキを作るときはこれにナツメオモリを埋め込む行程が加わる程度で手順はほぼ同じです。
あと、発泡の径を細くしたり太くしたり自重を変えると浮力が変わるのでその都度浮力を見ながら発泡の長さを調整しなおす感じになります。
以上で自作ウキの作り方は終わりです。
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