早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

カヤック釣りをもっと快適に&おじさん2人の工作

けんたなです

4/24(土)kudopapaさんの案内で初めて体験したカヤックフイッシング

好天と釣果に恵まれ、非常に気持ち良く楽しい釣りでした。

 

ただカヤックに初めて乗った感想として「予想以上に不安定」「余計なスペースがほとんど無い」ということを感じました(もともと釣りをするための乗り物じゃないので仕方無いことですが)

 

実際、どんな感じで釣りをするのかというと(私は前席)、パドルは小脇に挟むような形で保持。竿、スカリ、ランディングネットは落とさないように紐で船体のフレームとつなぎ、スカリは船縁から海中にぶら下げ。餌箱は首からぶら下げ。

ここまでは大きな問題はなかったんですが、一番難儀したのが海上での小移動。

推進力を妨げないようスカリを一旦引き上げなければならないのですが、それを置く場所が無い...(^_^; 特に前席は狭く置けるのは「股間の上」ぐらい。

ヌルヌル・ビチャビチャしたものが股間の上でのたうちまわります...汗

生理的に耐えられないので(笑)私は小移動の最中、スカリを船の脇にあてがいずっと手で押さえていました。そうすると片手が塞がりパドル操作が疎かに...汗

あと、ロッドは仕掛けが付いたまま股に挟めて保持していましたが絡んだり倒れたりしやすく、こんなことをしていてたらいつか絶対竿を折ると感じました。

そして最後は陸に上がるときのハプニング。各種パーツを繋いでいた紐と仕掛けが足に絡んで抜けない...汗

同行して頂いたベテランカヤッカーからも「これは死ぬパターン」と揶揄される始末(もちろん安全が確保されたうえでのブラックジョークです。でも流れのなかで同じ事をやったら本当に死ぬパターンだそうです...汗)

 

まあ、初体験ならではの感想なので甘いところは多々あると思いますが、せめてスカリを一時的に置くスペースと竿立てぐらいは欲しいかなと思いました。あと余分な紐類なども足に絡んだりしないよう、沖に居る段階から整然にしておく必要性を感じました。

 

ただ改良するとなると、カヤックに穴を開けたり、バランスが失われたり、緊急避難に影響が出たりするようなことは避けなければなりません。とりあえずこんなことは出来るのか?といった形でオーナーのkudopapaさんに相談してみました。

 

私の構想ですが

ホーマックで以前に買って家にあった野菜カゴ(53㎝×36cm×H15cm)

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これをカヤックのどこかに取り付けさせてもらい(脱着可能な仕様で)、このカゴをベースとしてスカリを収納したり竿立てを取り付けるという案です。

こうすれば、穴開け加工等は全てカゴのなかだけで完結させることが出来、カヤックに傷をつけることもありません。

 

相談の結果、kudopapaさんから「現物とあわせながら一緒に考えてみましょうか?」との返事を頂き、カゴやパーツ類を持参してお宅に伺うことになりました。

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パーツのなかに何故かリラックマが・・・?

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安心して下さい、メジャーです笑

(10年以上も前、何かの福袋に入っていました笑)

 

まずはカゴの取り付け位置

2人乗りでは前席と後席の間に唯一モノが置けるスペースがあり、とりあえずはこのあたりに取り付けることにしました。位置を決める際、

・後席の人の脚が干渉しないこと

・パドル操作の邪魔にならないこと

この2点に注意しました。

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仮置きして寸法をメモっていきます。

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ただ、この位置だと前席の人が振り返って何かをするということは出来なくなるのでスカリの引き上げや竿立て等は全て後ろの人がカバーしなければならなくなります。

つまり後席のkudopapaさんの負担が増えますが(汗)、「それぐらいはさほど苦になりません」とのことでしたので、とりあえずは置き位置はこれで決定。

 

次はカゴが左右にずれないための加工。

カゴの底に発泡をくくりつけてカヤックの開放部にパコンとはめこめるよう細工することにしました。

素人の発案とベテランの改良案をあわせつつ、子供に返ったようなオジサン2人の工作が進んでいきます。笑

kudopapaさん宅では、寸法に落とし、部材を切り込むところまで行い、竿立ての取り付けやカゴの細かい細工は私が持ち帰ってやらせてもらうことにしました。

 

構想が煮詰まれば、作業は意外に早い。

思ったよりトントン拍子に進み、2時間ほどで完成しました。

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4角には塩ビ管(径30mm、高さ20cm)を竿立てとして取り付け。あとkudopapaさんの要望で置き竿用の竿立てが欲しいということだったのでこちらは横に20度くらいの角度で取り付け。

写真ではわかりずらいですがカゴの下部には、カゴが左右にずれることを防ぐためにカヤックの開口部の幅に切った発泡を8cm厚で括り付け。

この他に、カゴの両脇からゴム紐を伸ばしてカゴを括るようにするつもりでしたが、紐だけを使って簡単強力に固定できる方法を思いついたのでこれを採用。

経費も最小限にシンプルで邪魔にならず、我ながら満足の出来に仕上がりました(笑)

早くはめ込んでみたいです(*^_^*)

 

ただこういうのは現場で使ってみるまでは何とも言えないんですよね。

往々にして初号機はそういう傾向にあります...

 

なお、この続きは、今後取り付け編、実釣編と予定しています。

カヤック釣りはやっている人自体が少ないせいか、読者ニーズは少なめのようですが、こうした物作りは他の釣りでも応用できると思うので、記事にしていこうと思います。

私は更なる自画自賛が出来ればそれで満足です。

 

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