早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

陸から狙うマイカ(私が使っている仕掛けの紹介)

けんたなです

7/12、7/16とマイカ釣りに関する記事を書きました。 

そのなかで仕掛けについての問い合わせがいくつかありましたが、言葉ではなかなか説明しきれなかったので(特に浮き釣りの経験が少ない人には)、今回は私が使っているロケット仕掛けについて紹介します。

全体図

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ロケット部分

ここは完全なハンドメイド、お店に売っていないので作るしかありません...汗。

作り方は単三電池2個入れのイカライトの中身を抜いたあと、熱であぶって先端の金具を抜き、そこにステン線を差し込みエポキシで接着しています。

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この仕掛けを使う理由は遠投しやすく、とにかく絡まない、更に点滅ライトが収納でき、浮力調整も自由自在で感度が良いということ。

イカ釣りでは地合の時にいかにトラブルなく、手返し良く釣れるかが勝負なのでこの仕掛けを愛用しています。興味のある方は過去記事↓をどうぞ。

ちなみに、イカ針「テーラー」は、ハリスなしでヨリ戻しに直結...汗

イカはそのへん神経質では無いみたいで・・・普通に釣れます。笑

 

ウキ

非自立式の縦長タイプを好んで使っています。

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なぜ非自立式を使うかというと、仕掛けが絡みにくいからです。

テーラーだけだと軽いので遠投するために重めの自立ウキを使う方も結構多いと思いますが、自立式はウキが先行して飛んでいくので仕掛けが絡みやすいです。またウキの姿勢が常に一定なので「絡んでいるのに気づかない」ということが結構起こります。

地合いの最中にこんなのを数回繰り返したらテンションがた落ちですよね...汗

非自立式はもともと絡みにくいうえに、縦長タイプのウキを誘導式で使うことで、仕掛けが沈むまではウキが倒れ、沈み切ると立つ!というように変化があらわれるので仕掛けが正常に落ちたかどうかが見た目でわかります。

また、非自立式の縦長ウキを使うもう一つの理由は、

食いあげのアタリを感知しやすい

というのがあります。

食いあげるとウキがパタンと倒れるのでアタリを明確に感知できます(自立式ではほとんど感知不能)。

あと、「いくら待ってもウキが立たないんだけど?」と思ったら「落ちる途中で食っていた」みたいなパターンも結構あります笑

 

鶏ささみを使っています。生の方が食いは良いのですが、付けにくいので私は塩漬けにしてから丁度良い大きさにカットしてつけてます。

餌は両面巻きがおススメ(イカの抱きが良くなります)。

釣行前や釣行中の釣れない時間を利用して複数巻いておくこと勧めます。地合いで忙しい時も交換するだけで餌替えが出来るので手返しが良くなります。

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餌(ササミ塩漬け)の仕込は自己流ですが過去記事があるので貼っときます。  

余談ですが「犬用のササミ」でも釣れます(過去に検証済み)...笑 

丁度良い大きさで乾燥しているので巻きやすいです。時間が無い人は試してみても良いかも...笑 若干食いは落ちるかもしれませんが遜色なく釣れた記憶があります。

私は人間用のササミの方が割安ですし、何となく気持ち悪いので今は使っていませんけど...笑

 

仕掛けの紹介については以上です。

 

あと一度記載したものもありますが、マイカについてのウンチクをもう少々追記します。(20年くらい前の経験則なので変わっている部分もあります) 

ポイント選び

足元から水深があり潮通しの良い外洋に面した場所がポイント。春先にホッケやマガレイが回遊してくるような場所は有望だと思います。ヒラメやブリ、サクラが回遊してくるようなところなら鉄板だと思います。

条件的にテトラ越しの場所や磯などが多くなるのでライフジャケットを確実に装着することと、釣っている時はほぼ真っ暗なので初めて行く場所では特に事前の足元確認をしておいたほうが良いと思います。

 

釣れる時期

陸から釣れるのは積丹~小樽周辺だと北上群が岸寄りするのが5月下旬~8月中旬でピークは7月。(最近は開幕が遅めで資源も少なく、サイズも小さめの傾向)

10月過ぎ頃には南下群が通りますが、沖目を通ることが多いので陸からは釣りにくくなります(全然釣れない訳でもない・・・サイズはペンシルからビール瓶まで両極端)

 

釣れる時間帯

真っ暗になる20時すぎ~22:00くらいの間で釣れ、ほとんどは23時頃で止まります。更に遅くなってから釣れたという話も聞きますが、やりすぎると体に堪えますし、私はだいたい23時前に切り上げることが多いです。

  

釣れやすい条件

「潮よりも凪」、そして仕掛けを遠投できるほど有利なので「出し風」だと最良。

 

投光器等

勘違いしている人が結構多いですが、陸からのマイカ釣りで海面を照らすのは逆効果、真っ暗なほうが釣れると思います。

 

以上、まだあるような気がするけどウンチクでした。笑

 

結構奥は深いですが、群れが来れば誰でも簡単に釣れるマイカ釣り。

真っ暗闇に浮かぶ電気ウキ、それが潜水艇のようにズボーーッと海中に引き込まれる

ゆっくり竿を立てて・・・ヨシ、乗った! 

ギリギリと絞り込まれる竿、抜き上げるとキュッキュッと鳴くイカ、最高です~(≧▽≦)

他の釣りとは一味違った風情があります。食べても美味しく保存も効く。

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また釣りにイカなくっちゃ...笑

 

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