けんたなです
シャコ釣り初心者ですが、今年は豊漁年らしく2回行ってボウズなしと好調。
活シャコから茹でたてを食べるとそれはそれは至福です(*^_^*)
という訳で、今回の記事は、
シャコの茹で方と剥き方のレシピ
ネットで調べると沢山出てきます。
ざっくり言うと、塩で茹でて、エビのように殻がペロッと剥けないのでハサミを使って殻の両脇を切り、身を剥ぎとって完成!なのですが、そのさじ加減がわかりにくいレシピが多い...(^_^;)
茹でる際の塩分もレシピによって1%と言っているものもあれば、3%と言っているものもあります。塩加減は人により好みが別れますからそれはOKなのですが、問題は「適量」という表現。これだけは断じて許せません...
「適量」はレシピ作りにおいてNGワードだと思います。
レシピって、初めての人でも、誰が作っても同じ味が再現出来るようにするためにあるものじゃないですか。
「適量」とか書く人は、レシピを作ってる自分に酔っているだけで、人に伝えようという気がさらさら無いのかなと思ってしまいます...笑
と余談はさておいて・・・
とりあえず「ゆで方」ですが、2度ほどやってみて私の好みを紹介しますね
しゃこ茹で方(あくまで私の好み)
・水1リッターに対して塩(岩塩)大さじ1
・グラグラに煮立たせて、生きたシャコをぶちこみ「再沸騰後4分」強火で煮る
・ザルにとる(冷水等につけたりせず取りっぱなしで粗熱開放)
最初は塩を大さじ1杯半(約2%濃度)でやってみて熱いときは丁度良かったんだけど冷めたらちょっとしょっぱい気がしたので、大さじ1杯にしたら冷めても良い感じです。
次は剥き方。
これは私も試行錯誤したので、失敗例も含めて紹介します。
まず、基本事項ですが、シャコはエビなどと違って殻に身がしっかり張り付いているのでハサミで殻の両脇を切ることで身を剥がします。
そして、この殻の切り加減が難しい...汗
大胆に切ると剥きやすくなるけどその分身が減ってしまう、身を残そうとケチケチ切ると逆に身がぜんぜん剥がれなくなり失敗してしまう。
良く言われているのが
綺麗に剥くにはケチらず大胆に切れ!
というもの。恐らくこれは正解だと思うのですが、感覚的な表現なので何処まで切るかが人によってバラついてしまう可能性があります。
もっと具体的に「脚のこの部分から切れ」とかだったらわかりやすいのですが・・・
そんな訳で、どの位置から切れば、身が剥きやすく最大の身がとれるのかということをテーマに、何パターンか実験してみました。
その結果をこれから紹介します。
まずシャコの側面の写真です。
裏側を向けた状態から切りだす人も居ると思いますが、私の場合は表側にある横の線(①、②)を殻を切る際の目安にしました。
これは私の想像ですが、恐らく大抵の人は①と②の間の何処かで切っているのではないでしょうか。
そして、これも想像ですが、最もケチな人は多分①のライン上を、最も大胆な人は多分②のライン上を切るのではと考えました。なので私はその中間、①と②の真ん中を切ることにしてみました。
最初に切ってみたライン(私の感覚ではこれが精一杯の”大胆”)
結果
まあまあ上手く剥けているような気はしますが、横幅が少し削られてしまったような気がしないでもないです。もう少し身を大きく取れたのでは?と感じました。
なので今度は①のラインのわずか内側を切ってみました。
結果
なかなか満足の出来!...笑
切り幅が狭まったことで殻を剥がすときの癒着部分はわずかに増えましたが、剥きやすさの難易度的にあまり差は無く、身の横幅は広げられたと思います。
とりあえずこの結果をもって、私のなかでは「①のラインのわずか内側を切る!」が正解ということで落ち着きました。
あと、もうひとつ別な方法で、「お腹のモジャモジャを全てむしり取ってから剥き始めると俄然剥きやすい」というのもありましたので、これも検証してみました。
むしる前はこんな感じ。
むしるとこんな感じに
むしったところから白い身が見えているのがわかると思います。これはシャコの身がモジャモジャの根元あたりまで食い込むように入っているためです。
モジャモジャをむしることで食い込んだ身が断ち切られるので、引っかかりが少なくなって剥けやすくなるというカラクリ。
ただ、このやり方では、矢印部分のように身が陥没してしまう場所が出来てしまいました。これはむしったときにモジャモジャのほうに身が付いてしまったためで、こうなるともう台無しです。
もちろん陥没部分は剥いても同じ(失敗)
モジャモジャを取るだけでも面倒臭いのに、更に失敗するなんて・・・
なのでモジャモジャを処理する方法は個人的にオススメしません
ではどうすれば良いかというと
剥くときの力加減で解決します。(^_^;)
モジャモジャのところを剥がすとき、モジャモジャの付け根に身が食い込んでいるので、身が引っ張られて千切れないようにを親指でやさしく押さえながら、そろりそろりと殻を剥がしていく感じになります。
あと、剥くときの方向も大事!
お腹側(モジャモジャ側)を剥くときは頭側から、背中側を剥くときは尾側から剥いていくと身を綺麗に剥がしやすいです。
下の写真のように身を裏返したときに、モジャモジャの付け根部分が肉球のように残ったら成功の証。
シャコ剥きマスターと呼んで良いのではと思います。
しゃこ剥き方、まとめ
・ベストと考えられるカット箇所は赤のライン(①ラインの内側ギリギリ)
・頭はまっすぐ切り落とし、尾の部分はV字にカット
・殻を剥がすとき、お腹のほうは頭側から、背中のほうは尾側から剥がしていく
・親指で身を押さえながら肉球を残すようにやさしく剥がす。
以上...笑
あ、もう1カ所忘れてた・・・
シャコ爪 ここも食べれられます
赤い線のところをハサミで切り、指で殻を押しつぶすとニュイッと中身が出てきます。
ちょっとしかない部位ですが身が詰まってて美味しいです。
むき終わり~
ヨダレが出そう~ ビールとまらん(^o^)
釣ることが難しい人はお店で買った殻付きシャコでも同じことができるので練習がてら試してみてはいかがでしょうか。
ではでは
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