けんたなです
船渡しから相泊港に戻ったのが午前9:30頃
余力があれば近場で更に釣りを楽しむ!つもりでしたが、船渡しの釣り場でこの状況なら、ジカタで結果を出すのは更に厳しそう・・・
朝早くからの釣りで体も疲れていますし、途中の海岸も観察しつつ、とりあえずは今晩の滞在地となる網走に向かうことに。
途中の知床峠はガス、それを抜けるとウトロの町が見えてきました。
結構風があったはずですが、海は「凪ぎ」。
実は今回の遠征のなかで、ウトロ近郊での投げ釣りやショアジギングも「やってみたいリスト」に入れていました。
本番は明日の予定でいましたが、この凪を見たら事前調査をしてみたくなりました。
前を走っているのらさんを呼び止めて
緊急フイッシング会議の開始...笑
のらさんによれば、最近のウトロ近郊はサケマス狙いの人がほとんどのようですが、少し前まではカレイやコマイ、ホッケ、タラ等が投げ釣りで釣れていたとのこと。
釣り場的にはドン深なので、今でもやれば何か来るかもしれないとのこと。
しかし、私も50代前半、体力的には昨日からの疲れがピークに達しています(眠いし軽く頭痛が・・・)。
私より一廻り先輩のkudopapaさんは恐らくもっと疲れているハズと思い、確認を含めてさりげなく「どうしましょう?」と問いかけてみましたが・・・
「やめておきましょう」と言う言葉は聞かれず💧
10分後にはウトロの磯に立っていました...笑(携帯を忘れ、のらさん撮影)。
kudopapaさんは得意のジグで、私はイカゲソ餌のチョンチョン釣りで、のらさんはワームで、何が釣れるかわからない「夢の磯」で思い思いのやり方でロッドを振ります。
1時間くらいやったと思いますが、釣果はkudopapaさんのジグにヨツハモガニが引っかっかってきたのみで終了💧
夏枯れでも小さいカレイぐらい釣れるだろうと思っていたのですが、本当に何も無かったです。
しかし、変に小物が釣れないおかげで「釣れたら大物?」みたいな期待感は保てました。
周囲の景観も最高で足下からドン深。魚こそ釣れませんでしたが、最高の釣り場に案内して頂きありがとうとの気持で一杯です。
ウトロを出発し、途中の斜里でお昼ご飯を食べ、網走に着いたのは15時頃。
今日は網走に宿泊予定ですが夕方までまだ時間がありますね・・・
誰が言いだしたか良く覚えていませんが(たぶん自分が言った笑)
網走近郊で夕まずめもう一勝負行ってみますか?・・・と。
体は結構疲れており、明日はほぼ間違い無くグダグダになります。
ただもうここまで来たら夕まずめの釣りを控えたところで結局グダグダ・・・。
それならば、疲れたついでにもう一勝負したほうが得!という訳のわからない理論になりました。笑
夕まずめは、のらさんの案内でカラフトマスが寄る近郊のサーフへ。
途中スマホで釣りブログの新着記事をチェックすると、札幌在住の有名ブロガーの方が朝に同じポイントに入られていたようです。記事を読むと・・・
”元々遠浅のサーフは朝マズメにど干潮と重なり、ルアーもフカセも藻に根がかりまくり”
とかなり劣悪な状況であった模様💧
我々が入ったのは16時頃、その時点で魚は見えませんでしたが朝方に較べると潮も満ちており、16:30を過ぎた頃から波打ち際にチラチラとカラフトマスの魚影が見え始めました。
その後カラフトマスの数は次第に増え、一時はモイレウシの朝方より群れが大きいかも?と思うくらいのワクワク状態に。
3人とも群れに向かってフカセを投じていきます。
イメージ的にはすぐにでも浮きが入っていきそうなですが・・・
全く反応しない💧
ルアーにチェンジしたりと色々試しますがアタリがあっても食ってるのかスレなのか微妙で決定打にはならず。
しかし「群れが居るのに食わない」というのはカラフト鱒釣りで一番楽しい状況でもありますね。
浮きの周囲が背ビレでいっぱいになり、入れ!入れ!と念じたり、ベスポジに入ってるの食わんか~、ヒィ~~ みたいな。
そして全然ダメかというと、気まぐれに口を使ったりするからこれがまた面白い。
今回もそうで、何度投げてもおサワリすら無い感じだったのに、ある一投であっさりと浮きが入り水中を横に走り出しました。アワセを入れるとバッチリ口にフッキング。
16:55 カラフトマス、知床以外での貴重な1ゲット。
色も宜しいのでキープさせて頂きます。
チョロチョロ川で血抜きして、さあてもう一本!と釣り場に復帰すると
あれ?群れが散ってる・・・
しばらくは沖の方に群れらしきものが見えていたのですが、それも次第に見えなくなり魚はどこへやらという感じで終わってしまいました💧
波打ち際に立ち込む等、群れを散らす動きは無かったハズ。
あと、メスを釣るとオスが居なくなるというようなことも聞きますが、釣ったのはオスですからその線も無い。
だとすると、血抜きした水を川に流したのが原因?
そんな気がしないでもない状況でした。
この辺は検証が必要だと思いますが、いずれにせよ私が群れを散らしてしまったような展開になってしまい何となく申し訳なかったです💧
群れが戻ってくるのを期待して18:00頃まで頑張りましたが、気配が無かったので終了しました。
釣った魚は数が多ければクール宅急便で送ろうと考えていましたが、持ち帰りはkudopapaさんとあわせて3匹だったので、のらさん宅の冷蔵庫で帰りまで保管してもらうことになりました。何から何までお世話になります💧
最終日は2日越しの疲れで動けなくなっている可能性もありますが、早朝に網走近郊の漁港でラスト勝負を決めて帰ることにします(大丈夫かな?)。
のらさんは明日から仕事ですが、朝練がてら遠征のラストに花を添えてくれるとのこと(タフ過ぎ~)
私とkudopapaさんは昨日からの疲れを癒やすため網走市内の宿へ。
前日はジメジメ車内と水浸しのテントでよく眠れなかったうえに、朝から晩までずっと釣りっぱなしで疲れたため20時を過ぎるともうバタンキューの状態でした。
最終日(20日)早朝3時💧
おそるおそる起きてみると・・・
私は思った以上に疲れも残っておらず快調...笑
ガッツリ疲れたおかげで短い時間でもガッと眠れ、疲れが回復した感じです。
ただkudopapaさんが時間になっても起きてきません💧
心配になって連絡してみると・・・
「完全に爆睡してました」とのこと。笑
kudopapaさんも最近歳のせいなのか夜に熟睡出来ない場面が増えたというような話をしていましたが、疲れたおかげでグッスリ眠れて大分楽になったようです。
今回少し感じたのは、歳だからといって体を甘やかせてばかりではダメで、意識的に負荷を掛ける(多少の無理をたまにやる)ことも「健康」や「動ける体」を維持する上で必要なんじゃないかな~ということですね。
20日早朝 網走近郊の漁港。泣いても笑っても遠征釣行のラストです。
駐車スペースに着いた時には既に沢山の車が止まっていました。
最近来たなかでは一番の人出ですね~💧と、のらさん。
「別の場所に移動しますか?」と聞かれましたが、「朝の良い時間に移動で時間を潰すのも勿体ないので、ここでやりましょう」と私。
釣り人は全体で20人くらいでしたが、そこそこ良さげな場所に入ることが出来ました。
我々に来るかどうかは別として、これだけいれば誰かには釣れるでしょう。
4:30 海面の明るさ、波の感じ、いつ来てもおかしくない雰囲気を感じます。
しかしながら総勢約20人・・・・
全滅
・・・と思ったら、早い時間に1本だけ揚がっていたようです。
サケが。
昨年の今時期だったらまだカラフトマスが最盛期でサケはマグレ程度・・・という感じだったはずですが、今年は「この時期を埋めるカラフトマスが居ないので、マグレのサケだけが釣れた」という状況でしょう💧
いずれにしても網走近郊~知床のカラフトマスは絶望的に薄い感じがしました。
何処でお話しても
「昨年はここで爆釣だったんですけどね~」
「昨年は・・・」
と皆さん一様に「思い出話」を語っておられました💧
恐らくサケの時期までこの空白期間が続くのでしょう。
今回の遠征の総走行距離は1000km超
こんなに運転したのは人生初。やはり遠征は大変だと感じましたが、ここまで運転すると「片道300kmくらいならたいしたこと無いかも~?」みたいに麻痺しつつある自分も少しあってちょっと怖いですね...笑
一日経ってこのブログを書いていますが、いまのところ疲れもさほどでない感じです。
のらさん、今回の遠征では大変お世話になりました。足場の良いところを譲って頂いたり、荷物を持って頂いたり、切れない包丁を貸して頂いたり(笑)いろいろ気を遣って頂いた気がします。釣れる場所も・・・譲ってくれてましたよね?
kudopapaさん、出不精の私を知床まで行かせるキッカケを作ってくれてありがとうございました。今度はのんびり?シャコにでも行きましょう。
これにて2021カラフトマス知床遠征(8.18~8.20)の記事は終了です。
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