けんたなです
苫小牧といえば最近「泳がせカンパチ」ばかりですが、前回の釣行で「しばらくやらないだろう・・・」と思い餌のギンペイを処分しました。
今週は天候が大きく崩れるようですが、どこか行けそうなところはないか?と天気予報をみていると、18日だけピンポイントで苫小牧方面が良さそう(*^_^*)
これは行っておきたい。しかしもう終盤で群れは相当薄く、ギンペイ無しではかなりの苦戦を強いられることは容易に想像がつく。当日に小アジなどを現地調達出来る可能性もあるが、確実を期すならギンペイを再調達しておきたい。
釣行前日、ギンペイ捕獲地の茨戸方面は10M以上の強風に雨がパラつくという最悪のコンディションでしたが、翌日に楽しい釣りが出来るよう行くことを決意💧
ただ、雨でもイケる!との勝算はあります
17日 茨戸某所
天気が悪くても橋の下でやれば余裕(笑)
今日は1投目から予期せぬ大物(たぶんコイ)が掛りサビキをブチ切られるというハプニングがありましたが、その後は順調で実質1時間ほどでこの尾数を確保。
これで明日は万全です(^o^)
10/18(釣行日)
朝は冷え込みました。「車のフロントガラスに氷」は今年初めて
今日はギンペイが用意できたので直接東港に向かっても良いのですが、毎回同じパターンでの釣りはつまらないですし、小アジ確保していた西港ポイントも今どうなっているのかが少し気になったので、とりあえず西港に行ってみました。
9:00~ 西港 小物調査がメインです
周辺にはそれなりに人が居ますが、一時の活気はなかったですね~
しかし、サバやサヨリがポツポツ釣れている感じなのでやってみます。
スピード仕掛けで1時間ほど、釣果は、「餌にも食い用にも中途半端なサバ」を主体に、10cm前後の大きめアジ3尾、20cm前後のマイワシ2尾でした。小アジとマイワシはブクブク掛けて餌用に運ぶことに。
11:00 東港
今日も最近の傾向どおり釣れていないパターン。人もまばら。
ただ、着いた時に30cmくらいのカンパチを血抜きしている方がいたので完全に終わりではないなと一安心。いつものあたりで竿を2本出します。
それぞれの竿に、アジとギンペイを掛けました。
開始早々アジにアタリがあり走りましたがフッキングせず。
今日もカンパチのサイズが小さいパターンでしょうね。
アタリだけならだいたい20分に1回ぐらいで来てます。
11:20 本日1尾目
やはり小さいですね~25cmくらいでしょうか。
ギンペイに来ましたが、食いも浅くスレ掛かり。
その後も20分に1回くらいのペースでアタリはありますが、走っているのにフッキングしなかったりが多くて、次までまた時間がかかります💧
13:28(約2時間後)2尾目 若干サイズアップですが30cmないくらい
本日の満潮は14:30なので、そろそろ活性が上がってほしい。
やはり満ち潮効果なのか次は13:43、14:12、14:16、14:32、14:44と短い間隔でヒット。
写真のこちらは14:44に揚った37cm(本日最大)
15:00過ぎるとアタリが止まり、16:13、16:30とヒットで計9本、サイズはアベレージが30前後で25~37cmくらいでした。カンパチはたぶんこれが今期最後になると思うので大きめのを5本キープし終了。
凄い釣れているように書いていますが、全体の釣果は私の他にワームの方が2本揚げただけとかなり厳しい状況で、それ以外の方はサヨリしか釣ってないと思います。
天気が良かったので日が落ちてからも少しやってみましたが・・・
電気をつけると中途半端な大きさの小鯖がウジャウジャ寄ってきますが、大型魚の回遊はみられず。あと隣の方が言ってましたがアジも若干混じるようです。アジは13cmくらいと大きめですが、サバが先に食ってくるので狙うのは難しいみたいです。
結局暗くなってからはサバ以外何も釣れませんでした。
ということで・・・
いつもならこれで帰るところですが、今日は風も無く良い天気であったことに加え、明日以降しばらく釣りが出来なくなりそうな予報なので・・・
今日は「夜の部」に突入したいと思います...笑
20:00西港某所
折角ですからまだ釣ったことの無い「ハモ」を狙ってみたいと思います。
場所はブロガーのミッツさんからだいぶ前に教えてもらった所
釣り方は、ギンペイもまだ余っているので泳がせを1本、更にサバの切り身を餌にした投げ釣りを2本でやってみます。
開始30分、泳がせ釣り(ほぼ真下の底)に大きな魚信がきました。
この時間、泳がせにくる魚とはなんぞや?
抜き揚げられそうなサイズでしたが、何の魚かを確認するためにも絶対にバラしたく無いとタモでランディング。
20:35 クロソイでした(約30cm)
真っ暗で見えない中、磯竿でのファイトだったので想像以上に大きく感じ(あまりデカいソイを釣ったことがないし)タモ入れました。
その後、泳がせはダメになりましたが、投げ竿のほうに頻繁に反応があります。ただなかなか食い込まずヒットに繋がらない状況。
開始40分、やっと投げ竿に魚が乗りました。
初めての場所で初めての夜釣り。
何が釣れるのかホントにワクワクします。もしかしてハモなのか?
20:42 ドンコでした
あちゃーーー(´д`)って普通はなるんでしょうけど・・・
私は、よっしゃ~\(^O^)/ と喜びました。
というのも以前、宮城に行った時に食べたドンコ汁が美味しくて、また食べてみたいと思っていたんです。
苫小牧では結構ドンコが釣れると聞いていましたが、夜釣りをほとんどしないせいかこれまで一度も釣ったことがなかったんです。
人生初ドンコ 釣れて良かったです。
その後もアタリは途絶えず(なかなか食い込みませんが・・・)、久々に楽しい投げ釣りが続きます。そして竿尻がチョイ浮くアタリが来ました!
アワせると結構重い!もしかしたら、ハモなのでは???
暗がりの中でニョロニョロした魚体が見える・・・ハモです~(≧∀≦)
20:59 晴れて人生初ハモゲット~\(^O^)/ サイズは55cm
これくらいがアベレージなんですかね?
そして、この時間からアタリが食い込みに変る頻度が高まってきます。
そして、またズッシリ重いのが掛かります。
またハモなのか???
21:03 否、、、ドンコ(笑)
いやいやドンコは全然嬉しいですし、メチャメチャ楽しいですo(^-^)o
その後も好調で22:00までの1時間ほどでドンコを大小4~5匹釣り上げます。
そしてアタリが途切れぬまま迎えた22:00、竿先に異変が発生します。
力強いんですが、大きな引き込みには発展せずビヨンビヨンビヨンと一定のペースでずっと動き続けるアタリ。
水中でハモがクネッている時にこうなるのでは?と想像し、しばらく待って、確実に掛っているのを確認してからアワせます。
ドスンという重みと共に、確実に生き物に掛っているという感触
これはヤバい!と瞬時にわかりました。
とにかく重みが尋常じゃ無い💧更に激しい突っ込み、硬い投げ竿が磯竿のように弧を描きます(^_^;) これは間違い無く私の投げ竿史上「最大サイズ」
絶対バラしたくない。
暗闇の中、水面まで浮かび揚ってきたのは1m近くありそうな巨大なハモでした(゚Д゚)!
タモは用意できましたが、ヘッドライトが暗くて水面が見えない💧
あとは掬うだけの状況まで来ているのですが、サイズがサイズだけに、正確に誘導してあげないとなかなかタモに入ってくれません。
投光器を股の間に挟んで水面を照らしますが、なかなか焦点が定まらず苦戦。
入った?💧 いや入ってない💧
水面での一進一退の攻防が続きます。
そしてやっと入った!瞬間、安心で股の力が抜けてしまったのか、投光器が海にドボン!
更に投光器を掴もうと慌てて手を伸ばしたためにタモの柄までドボン💧
結果、
タモもハモも投光器も海の中
全てを失ってしまった💧
しかし、タモも投光器もまだ水面に浮いています。
ここは落ち着いて・・・とまず、他の竿でタモの柄にラインを絡めて誘導し、なんとかタモの柄を掴むことに成功。
しかし、ハモはタモから抜けており、仕掛けとともにタモに絡まっているだけという一番危険な状態に💧
落ち着こう・・・ゆっくり何度かタモを動かし確実にハモをネットイン😌
22:00 ついに巨大ハモのランディングに成功!
ヤバすぎる(^_^;)
いつも足入れて写真撮るけど、これ!
全長90cm 針外したり袋に入れるのが結構怖かったです💧
最後はタモで投光器を掬ってとりあえず全て回収(^^;)
これでもう十分満足なのですが、この後更に普通サイズ?のハモを2尾追加
23:30 ラッシュが収まったので終了しました。
で、ハモを1本掛けると確実に仕掛けがグチャグチャになるということも今日初めて知りました💧
針に掛ると激しくローリングし続けるので、毎回こんな風になります💧
絡まないアナゴ専用の仕掛けみたいなのもあるかもですが、安い仕掛けで予備を多くして交換したほうが効率的だと思います。ちなみに私は胴付き2段で3セット入ってる安い仕掛けで釣りました。
帰ったら夜中だったので、ネットでアナゴの捌き方とか調べて、今日は格闘してました。包丁よりカッター使った方がやりやすかったです。
小さい方から練習しつつデカアナゴは最後に。
デカアナゴの胃袋には20cmくらいのマイワシが丸のみで入っていました。
デカいのを狙うなら泳がせやイワシの死に餌とかも良いかもしれないですね。
大きいのはちょっと骨が硬い気がしたけどなんとか捌けました。
アナゴはちょっと天ぷらで食しましたが
激ウマ!
残りは蒲焼きなどにしてみようと思います。
あと、ドンコは定番の汁物のほか、こんなものを・・・
ドンコ肝醤油の刺身
「ジギンガーM」さんのオススメレシピです。
彼はホッケやサクラマスも凍結せずに食べる強者ですのでマネしないほうが良いことも多々ありますが、これは私の自己判断でやってみたいと思いました。
身に関してはかなり柔らかめで若干スケトウダラ系?のニオイがありますが、普通に食べられます。それは置いといて、新鮮な生をタタキにした「肝醤油」がとにかく絶品!
本当にイヤミの無い、ウマさの塊でした!
残りは定番の鍋にしたいと思います。
ハモ・ドンコ釣り、ハマりそうですね~。
次回、夜釣りをするときは明るいヘッドランプを用意したいと思います・・・
あと海中に落とした投光器ですが、スイッチを入れないのにチカチカ点滅してるのでダメになったかもしれないです。
マメイカ、ニシンシーズンに向けて対策を考えなければならないです。
今回はいつにも増して盛りだくさんの記事になりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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