けんたなです
前々から気にはなっていたのですが、ついに買ってしまった。
容量500gでお値段は破格の税込み224円
最近キビナゴでの餌釣りを良くするのですが、ほんのちょっとの量で毎回500円以上も投資するのは割高かなと思って、これが代用品にならないかと期待して買いました。
解凍してパックから出してみると
イワシと言うよりは小ニシンという感じ
買う前から気付いてはいましたが、どの魚にも尾ビレがない。
加工上の工程で欠けてしまうのだろうと思いますが、業務スーパーの冷凍小魚(他にワカサギやシシャモ等もあります)はみんなこうなっているのが残念です。
質感は解凍した時からコタコタ感が強い
生のままだとすぐに腐敗する気がしたので、塩締めに
塩締めにすると食いが落ちそうな気がしますが、ブロ友のごンたさん(Water Lily Blossom – 札幌発の釣り記録ほか)から、
「キビナゴは塩締めでも生と変わらない反応があった」
と聞いたのでとりあえずやってみました。
という訳で今回は、
「キビナゴ塩締め」と「バルト海いわし塩締め」
この2つの餌で実釣試験を行います。
5/16(火)早朝
現地に向かう途中、河川の水量が一気に落ちたなと感じました。
最近サクラマスの頼りがあまり聞かれませんが、融雪水が出ているときに遡上する魚なので、もうほとんど河川に遡上したのかな等と想像。
ということは、連休前まで沢山居たサクラマス狙いのアングラーも、恐らく相当減っているに違いない
6:30 実釣試験会場に着
思った通りというか・・・思っていた以上にサクラマスアングラーは減っていて、釣り人はなんと1人だけ💧
連休前ごろは連日20~30人は並んでいたのに・・・
「サクラマスが回遊しなくなりしばらく経つとこうなる」ということかと思います。
しかしながら、試験の日和的には悪く無さそう。
何かを捕食しているのか、今日は海面の至る所でボイルが見える。
このボイルがウグイで無ければアメマスは期待出来そう。
まずはアメマスの生息確認を・・・ということで最初は「塩締めキビナゴ」から
スカ、バラシと続き(下手~)、3度目のアタリでターゲット確保
6:55 アメマス(40cmほど)
よし!今日は試験日和
さっそく「塩締めバルト海いわし」にチェンジ
すぐに反応がありますが、スカ💧
次はピックアップしようとして引いてきたら猛然とアタックしてきてバラシ💧💧
とりあえず反応はある(^o^)
3度目、投入したあと、竿を置いて別の仕掛けを準備していると・・・
ビョビョビョンとラインが張って竿が持って行かれそうになり慌てて竿をあおる
7:46アメマス(40cmくらい)
バルト海いわしで釣れた!
人も少なかったので8:00過ぎあたりから竿を1本増やし、
そのあたりから反応が薄くなります(ボイルはまだ頻繁にみられるが・・・)
特にバルト海イワシはボイルの中に入っても反応しない場面が多くなり、キビナゴはそれでも幾らか反応してくれる感じ。
感覚的なことしか言えませんが、やはりキビナゴのほうが強い・・・
比較試験の結果(まとめ)
魚の活性が高ければバルト海イワシでも釣れるが、キビナゴには劣る
キビナゴの予備餌ぐらいの使用が妥当かなという結果でした。
9時を過ぎるとほとんど反応が無くなり、11時で調査を終了
今日は平均してサイズが小さめでしたが、アメマスの在庫も切れかかっていたので40cmくらいのを3本お持ち帰り
捌いてみると胃内要物がありました。
胃内要物はほぼシラス系の魚
イカナゴ稚魚、その他わからない稚魚が2種類
盛んにボイルしていた割に反応が悪かったのは、これらをメインに捕食していたためと考えられます。
シラスと言えば・・・
この時期に毎年行っている「すっつシラス会館」
今年はまだ漁が無く、湘南産や静岡産などを取り寄せて提供している状況のようです。
シラスは人間だけで無く、様々な魚類の餌として、この海域の基礎生産を支える重要種だと思いますので
今年の春の日本海は例年と少し状況が違うのかもしれません。
アメマスの胃からもシラスが出てきたので、そろそろ漁が見えてくることに期待したいところです。
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