けんたなです
今シーズンは一度ブッコミ釣りでサケを釣りたい
昨年まで網走市民、現在は石狩市民の「のらさん」に今後の釣り予定を聞くと、9月は天候と休暇が許す限り積極的に網走近郊へブッコミ遠征を予定しているらしい。
そして9/2-3、1回目の遠征予定とのことだったので同行させてもらうことに。
しかしながら最近の網走近郊のサケ・・・
Youtube等で発信されている方も数名おられますが、直近の状況として魚影は薄く、エサ取りが多く、しかしながら度を超した場所取りだけは例年どおりという、
なかなか厳しい状況らしい💧
しかし、サケマス漁業の網入れ情報をネットで調べてみると・・・
・オホーツク海でのカラフトマス定置網の網揚げは8/31(らしい?)
・サケ定置網の網入れは網走近郊で9/6以降(地区により微妙に違う)
ということは、
現在の網走近郊はカラフトマスの網が揚り、サケの定置網が入っていない、チャンス状態なのでは?と(あとでこれが違うことを知ります・・・)
高水温でサケの来遊は遅れている雰囲気ですが、行ったタイミングでうまいこと群れが寄れば大化けもあるか?と期待しつつ向かいました。
さて、今回はタイトルにもあるとおり「サケ釣り遠征の予行練習」
そして、そのなかで検証したかった項目のひとつが
1泊2日の釣行における「サケの鮮度保持」
これまでは2リッターのペットボトルを4本ほど凍らせたものを用意して対応してきましたが、正直2日目になると怪しい感じでした💧
氷の絶対量が足りない感じです。
そこで今回は「24時間氷が買える自動販売機」を初めて利用してみることに。
氷屋の橋さん「氷の自動販売機」
https://www.ice-hasi.com/wp/?p=452
事前の調べで、お値段は氷20kgで700円
700円は全て100円玉でとありましたが、両替機の有無について書かれていなかったので念のため100円玉7枚を用意して向かいました。
現地に着いてみると、両替機が併設されていました。
両替機は1000円札と500円玉が使えるようです。
使い方は操作盤に手順が記載されていますのでその通りに
700円入れると、開始ランプが点灯しますので、氷の出口にクーラーを置いて
リモコンの開始ボタンを押すと20kgの氷が出てきます
氷の出口から地面まで結構高さがあるので大丈夫かな?と思いましたが、特に問題は無かったです。
20kgと言われても量的な感覚が沸きにくいと思いますが、用意した76リッターのクーラーで6~7割ぐらい埋まったので、50リッターぐらいの受け皿は必要と思います。
そして氷を満タンにすると腰を悪くしそうなくらいの重量になります(^_^;
私は非力なのでクーラーを地面に置いたまま半分持ち上げてテコの原理で積み込みました(笑)
餌やらビールやらを買い込んで、クーラーにドーンと入れて出発です。
20:30 網走近郊の釣り場のほとりに到着
のらさんは・・・仕事を終えて走ってくるので到着は翌日の2時過ぎとのこと💧
誠に恐縮ですが、、、車内でお先に一杯(^_^;
そしてお先に、おやすみなさい😪
9/2(土)4:00 のらさんとも無事に合流し、釣りスタート
竿数はのらさん3、私2で、どちらもブッコミです。
開始早々、のらさんの竿にガッ・ガッ・ガッ・ガッと絶え間ないアタリ
多分フグですね・・・(´д`)
一応アワセてみますが、、、やはり乗らず。そして餌は皆無💧
その後は、アタリが無くても、仕掛けを回収すれば餌が無いみたいな状態💧
いちおうエサ取りの正体を確認したいと思い、仕掛けをユックリ引っ張ってくるとおびただしい豆フグの群れが着いてきて、そのうちの一匹がフックに掛った。
餌が落ちた瞬間にこやつらの群れが取り囲んでいるようです💧
ただでさえサケが薄いのに、たちまち餌を取られるから釣りになりません💧
それでも絶好の時間帯、絶好の波条件、少ないながらも必ずサケは通ると信じて、餌を替えまくり、打ち返していると・・・
5:30 今までよりやや力強いアタリとともに竿先が押え込まれて戻らなくなった(゚Д゚)
そしてその後も竿先が小さく動き続けている。
けんたな:これもしかしてサケじゃないですか?
のら:ぽいですね
けんたな:合わせて大丈夫ですかね???
のら:魚は付いている感じなので良いんじゃないかと思うけど・・・
ではでは・・・と合わせてみます
余分な糸を巻き取って・・・グイッ!
おっ!重量感(゚Д゚)!
多分サケ、乗りました・・・
が、初めての投げ竿なので、ファイトの力加減がイマイチつかめない。
何度かの強い引き込みのあと、魚体が見えてやはりサケです。
やった~\(^o^)/
あとは取り込むだけですが、最後に水面下で魚が横走り。
たいして強い感じでもなかったので魚を追いかけずロッドで耐えていたら・・・
プスッという感じであっけなくフックアウト
やってもうた~😱
掛りどころが悪かったんだと思いますが、ブッコミって、オモリを持ち上げてハリスが張ってから魚の重みが伝わる構造なので、後から思えばアワセが足りてなかったのかもしれません。
二度アワセしときゃ良かったな~と少し後悔。
とは言え、「いちおう魚は居た」のでテンションは爆上がり
俄然ヤル気が出ました。
フグに食われる前にサケに見つけてもらえれば何とかなる!
マメに餌を付け替えて頑張りましたが
その後はフグのオンパレード(´д`)
やればやるほど、あの1尾はまさに奇跡だったと💧
9時頃で釣りは一旦終了、のらさんと話しをし
とりあえず持ちの良い餌を買い出しに行くことに
網走市内の釣具店でとりあえず「エサ取りに強い」と定番のフクラギ、紅イカ等を購入
更にスーパーでホルモンも買ってみた(笑)
夕まずめあたりから釣り再開
とりあえず餌持ちの確認は
フクラギ→身は全て食われるが皮だけはバッチリ残る
紅イカ→フグの囓った跡はつくがわりと残る
ホルモン→かなりそのまま残る
いちおうの成果がみられたので、あとはサケが食うかどうか?だけなのですが・・・
回遊が少ないので餌のせいで釣れないのか、サケが居ないから釣れないのかがいつまでも判定できないという💧
すると地元の偵察らしき人が来て、どうだい?と話しかけられる。
最近はしばらくこんな状況が続いているらしく、その人曰く、
今入っている網が揚がるのが8日だからそれまでは厳しいだろうね・・・と。
私のニワカ調べでは、オホーツク海のカラフトマス網って一律8/31までだったはずでしたが、
網走海域ではどうやら9/8まで続くらしい💧
ただでさえ高水温で出足が鈍いところに、定置網でガッチリガードされていれば回遊するサケは少なくて当然(定置網は沿岸に回遊するサケの9割以上を捕獲すると言われています)
まあ、それでも網をすり抜けるサケが居ると期待して、期待せずに、明日の朝マズメに賭けましょう。
2日目(9/3)朝
車中泊していると少し寒くて2時過ぎに目が覚めました
今年は夜に冷え込んで目が覚めるなんてことが全然無かったから、少し季節感。
その勢いでサケも来てくれることを期待します。
4:30 海の状況は昨日以上に最高
サケが回遊さえしていれば、絶対に釣れそうな雰囲気です。
開始直後はフグの攻撃も少なめでしたが・・・
少しするとすぐに前日と同じエサ取りパラダイスに💧
時合時間は餌を切らさないよう半ば義務的に投げ直しましたが・・・
今日は前日以上に何も起きず・・・
昨日バラした1尾はまさに「奇跡中の奇跡」と感慨を深めたのみ。
6時で餌も尽き、心も折れて終了です_| ̄|○
周辺で竿50本くらいは出てたと思うんですが、恐らく釣果はゼロ。
たぶん網が揚るまでは無理ゲーですね・・・
まあ、今回行ったところは行く前から時期尚早と思っていましたし、数よりも、ここでブッコミで釣る!ための予行練習と考えていたので、結果に不満はありません。
そして、最後に氷!
大分溶けたので途中で水を抜きましたが、1泊2日で1/3くらい残りました。
初期投資700円で、餌やら弁当やらの鮮度保持も一切心配なしでしたし、初日に買ったビールも2日間キンキン状態で飲めて、お値段以上の価値ありました~。
残念ながら実際にサケを持ち帰ることは出来ませんでしたが余裕そうです。
次回遠征の時もまた利用したいと思います。
以上で予行練習のレポートは終了
もう少し群れが厚くなったら本番に行きたいと思います(笑)
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