早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

カンナ(イカ針)作りに没頭

けんたなです

M.カトーさんにオリジナル餌木を作って頂くにあたり、ボディーは3Dプリンタである程度簡単に量産出来るようになったものの、カンナ(イカ針)の部分は手作業でないと難しく、しかもカンナ2段の針を作るのはなかなか困難を極めます。

 

M.カトーさんは2段針の加工にあたり、ほぼ市販品に近い形状の針を作成できるよう独自に治具を開発し、先日、その治具と使い方のレクチャーを受けたのですが・・・

予想以上に緻密な作業、かつ器用さも求められる内容で、私には困難でした(;^_^A

 

しかし、最低限針は自分で作らなければ・・・という気持ちは強く持っていまして・・・、

まず、上手く行かない原因のひとつだった老眼対策から(;^_^A

100均で大きく見える眼鏡を購入

あと、小さい針を広げる作業、M.カトーさんはカッターとマイナスドライバーやっていましたが、これが全然できなかったので・・・

化粧品コーナーにあった注射針を購入 

これを使えば針を1本づつ掴んだり曲げたりしやすいと思う。

 

あと、M.カトーさんが作った治具を使っていて、ここをこうして欲しい~みたいな部分も幾つかあったので、自分の技量にあった治具を作ってもらいたい!と思いました。

自分の頭のなかにあるイメージをM.カトーさんに具体的に伝えようと、手書きの設計図を作ろうとしましたが・・・思いのほか難航!

最終的にエクセルの作図機能を駆使して、どうにかそれっぽい設計図を作ることが出来ました(まあまあ時間は掛かりましたw)

作って欲しい治具の設計図(※イメージ)

12/19夜、設計図を持ってM.カトーさん宅に来訪

図面を見たM.カトーさん、、、

うーーん、これなら多分1時間もあれば出来ると思うけど?

今日作って持ってく?・・・とΣ(・ω・ノ)ノ!

ハイ! と即答です(笑)

 

M.カトーさんがイメージ図を見ながら、CAD上で寸法等を落とし込んでいくと・・・

あっという間に図面が完成 すげー

この図面をデータ化して、3Dプリンターに出力

おー、作り始めた( ゚Д゚)

40分ほどで、イメージが現実のものとして完成(*’▽’)

 

早速家に帰って治具の使い勝手を試す。

これは針を芯に均等に縛るための治具治具1)

針を芯に縛ったあと、エギの針を放射状に広げますが、10方向ともなると目検討で綺麗に広げるのは難しいので、今回新たに作ってもらった治具の出番です。

10方向に溝がついているのがミソ、この溝の方向に針を折り曲げて行くことで針の抑えも効き、均等に広げることが出来ます(溝の幅も注射器の針が通る幅にしたのでバッチシ)

この美しい広がり(*´ω`)に自己満足

広げた後は肩の部分をこの辺まで折り曲げます。

治具から取り外すと曲がり具合としてはあと一歩足りない状態

そこで最後は治具3に押し込む

ぐいっ!

すると理想的な開き具合に落ち着きます。

これで、完成ですが、これだと1段針しか出来ません。

2段針にするために、ここから芯だけを抜いた「芯無しカンナ」を作りたい。

 

芯を抜く方法は・・・

ロッドのティップガイド等の接着に使うホットグルー(熱で溶け、冷めると固まるロウみたいなもの)を事前に芯に塗り込んでおいてから針を縛る。

針が出来た後、ステン芯を加熱してスポッと抜く。

上手く出来るとこんな感じになります\(^o^)/

ただ同じに加熱しても全然抜けない時とかもあって失敗も多発💧

今のところステン芯を1mm、ターボライターで加熱してやると抜けやすいかな

 

地道で面倒な作業ですが、綺麗に出来ると満足感はなかなかのものです(笑)

成功率的な部分でまだ課題が残っていますが、とりあえずはこの方式で芯無しカンナを作って、2段針の作成を目指します。

 

ただ、2段針はどちらにせよ手間も時間もかかります・・・

簡単な1段針で妥協するという選択もありかな~と薄々思いはじめています。

 

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