早期退職で趣味ざんまい

2019年3月に早期退職し、趣味に生きる”けんたな”のブログです。

2024年ニシン群来はどうなるのかな~( *´艸`)

けんたなです

1/28(日)

今日は久しぶりに暖かく風のない絶好の釣り日和でした。

釣りに行きたい…ような気もしましたが…

特段お誘いも無く、いつでも行ける身分の人間が、あえて日曜日に出撃することもあるまい…ということでやめときました(^_^;)

 

で、スーパーに行きますと、

最近は石狩湾で獲れたらしきニシンを見かける機会も増えました

そろそろ今年の群来がどうなるか気になります…

 

思い出したようにネット検索すると中央水産試験場の「ニシン漁獲物調査速報」の2024年の調査結果がアップされていました(*'▽')

ニシン調査速報| 中央水産試験場| 北海道立総合研究機構

この調査は、厚田と小樽の刺網で獲れたニシンの一部を水産試験場が買い取り魚体測定や卵の成熟状況を調べるもので、毎年1月下旬頃に最初の調査が行われています。

群来狙いで出撃する我々にとっても非常に有用なデータ。

 

で、今年、個人的に気になっていたことは...

夏場から水温が異常に高く推移したことで成熟時期のズレなどは無いのだろうか?

という点。

動植物の成熟は一般的にある時期からの積算温度が目安になることが多いようですが、温度の高低幅とかタイミングとかが全然違ったら変なスイッチが入ったりするんじゃないの?(バカ早くなるとか、遅れるとか)的な素人考えです(^_^;)

 

そこで小樽地区の初回の漁獲物調査のみ、過去5年のデータを拾ってみました。

その年の漁獲状況や天候、分析する担当者によってサンプルの銘柄や集計に若干の違いはあるようですが、ほぼ毎年調査しているのは「1番」「2番」という銘柄。

だいたいですが、

1番は尾叉長が32cm前後、平均重量が400g前後、推定年齢は概ね4~6歳

2番は尾叉長が30cm前後、平均重量が300g前後、推定年齢は概ね3~5歳

といった感じになっています。

尾叉長というのはあまり聞き馴れないですが、口の先から尾鰭のクビレまでの長さで、ニシンやサケ等、尾鰭がクビレたタイプの魚はここを測定することが多いようです。

釣り人の場合はほぼ口先から尾びれの先端(全長)で測るので、尾叉長より数字は大きくなると思います。

 

で、気になる令和6年(2024)の成熟状況(メス完熟率)ですが…

銘柄1のメス完熟率は92%

過去5年には100%という年も2度ありますが、それより低い年もあるし、集計年のなかでも調査日が早めなことなどを考えると「完熟率はほぼ例年どおり」と言って良いのではないかと思います。

銘柄2のメス完熟率は43%

こちらはまだちょっと低いですが、令和2年には50%という数値もあり、同じく調査日が早めなことを考えると「成熟が遅れている」というほどでも無いのかなと。

 

という訳で、データをみる限り

2024のニシンの成熟状況は例年どおりなのでは

・・・という気がします。

 

ということは…

群来もだいたい例年通りの時期に起こる?

ってことになるのかな?(笑)

 

近年の実績だと…

2月上旬                古平・余市・小樽の銭函あたりで一発目

2月中旬~               余市~小樽とエリアがやや北上

2月下旬~3月中旬   小樽~石狩湾新港付近

3月下旬~               石狩以北

みたいな感じで群来が発生しています。

 

このあたりで、風のない穏やかな日を選べば多分、効率よく群来に出会えるかな?(笑)

 

昨年に起こった大規模なニシン群来の様子です(2023.2月中旬、余市町

ニシンは釣って楽しく、食べて美味しく、他の魚を釣るときの身餌にしても最高…

今年も一回は群来に当たりたいものです( *´艸`)

 

ではでは

 

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