けんたなです。
サケの定番調理である「塩ジャケ」
食通の間では塩でガチガチに漬けて熟成させ、塩抜きして食べる「山漬け」に定評がありますが、私は3枚に卸してから身の重量の1.7%の塩をパラパラと振りかけ、水分がある程度出たら食する簡易な塩ジャケ(甘塩タイプ)でやってます。
塩ジャケのレシピは過去記事を参考に。
今年からは更に凝り始め、塩ジャケでも背中の小骨の除去(トゲ抜き)とアバラ骨、腹びれ軟骨の除去を全ての魚で実施しています(暇人なので笑、そして魚に関してだけはマメ)
なかなか大変ですが後で食べたときに「やっておいて損は無かった」と思えるので続けています。
それで、今回また塩ジャケを作ったのですが、もう少し切り身の出来映えを美しくしたい!と思いました。
前回の塩ジャケレシピでは身に対して斜めに包丁を入れると「魚屋さん風」の仕上がりになると偉そうに書きましたが、スーパーなどで陳列されている切り身をみると、切り口がなす造形が格段に美しいんですよね・・・
自分の切り方は何かが間違っていると常々感じていました。
ネットでいろいろ調べて検討してみた結果、私の切り方は尾の側から頭の側までの切り身を同じ長さに作るという意識が足りないことに気づきました。
で、今回はそこを意識して切ってみることに。
肝心なのは最初のひと切り。
これまでの感覚からするとエーーー?っていうほど斜めになりました...汗
でも、カマあたりの横幅を考えるとこのくらいの角度がベストと思われました。
角度を少しずつ緩めながら包丁を進めます。
2切り目
切る角度も斜め、包丁を入れる角度も斜め、3Dの意識が必要です...笑
3,4,5切れ目 徐々に角度を浅くしていきます。
自分でも惚れ惚れするほど美しい切り口になりました(*^_^*)
長さを揃えるという意識を加えただけで、結果的に切り口も美しく仕上がるということだったんですね。
あと、私の包丁はあまり切れないので皮を断ち切るのが結構一苦労です。やりながら発見したコツですが、まず背中寄りの皮を確実に断ち絶ち切ること。そこを決めておくと腹側の皮は包丁を引く程度でわりと簡単に切れてくれます。
切り身が出来たら1本づつラップにくるんで冷凍保管。
長さが揃っていると収まりも良く美しいです!
これまでの人生で一番上手に切り身が作れたと思います笑
このブログの読者でちょくちょくコメント頂いている塩ジャケ好きやねんさん(でもサケ釣りはしない笑)に持っていってあげたいくらいです。
塩加減は好みとは少し違う甘口仕立てですが・・・
今度室蘭沖堤に行く時に持って行きますので釣り誘って下さい。笑
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